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【コラム75】右に習え、そして後ろを見て

(752文字)

おはようございます。

落ちているゴミを拾うために、レジ袋を買っている気がします。


ベジしてますか?

日本人はとても協調性と調和のとれる性質を持っていると、改めて感じています。昨今の状況的には、その点が少し不思議な方向に働いているようにも感じますが、“きっとうまくいっている”のだと感じています。

右に習え。

そうやって進んでいる現状ですが、これはきっと何も考えずに、直感すらも働かせずにいるのではないか?って気がしてならないときがあります。

まるで、菜食を話した時の周りの反応に酷似していて、びっくりするくらい聞く耳を持ってくれない人が、見える化されたような気がします。

右に習って、接続した行列にくっついていると、何も考えずにことは運んでいきますし、誰もそのことに対して意見を言うことも、言われることもありません。

だから、考えるより、感じるよりも楽なんだと思います。

そこで、
後ろを見てほしいのです。

もし、自分もみんなも同じ列に連なって歩いていると思っていたのに、自分の後ろには誰もいなかったら?

きっと不安や恐怖がわいてくる人がほとんどだと思います。

その時、初めて自分ごとになり、自身の選択や行動を受け止めなくてはならなくなる。


現状、世の中の大半の人は、
皆が連なっている行列に接続しただけの状態。

向かう先も、自分がどこに属しているのかも、
自分の後ろに同じように人がいるのかも、
考えることを止めさせられている。

これは今に始まったことではないだろうから、
ものすごくわかりやすく、表面化されただけなのかもしれません。

流行り病然り、菜食然り、
一度立ち止まったり、自身に振り返ったり、
前を見たり、後ろを見たり、
しっかり、じっくり、くっきり、
呼吸を整えて、自分に必要なものは何か、
望むもの、ことは何かを考える時期だと思います。

心身の健康と調和をテーマに、“ベジ”を中心としたライフスタイルの提案に尽力します。