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男のベジめし話 vol.5

(842文字)

おはようございます。

会社の人がしてくれた“ベジ”な私の歓迎会は、焼肉屋でした。意外かと思いますが、下手なお店よりも食べるものがあります。

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肉や魚介に似せている“ベジ”食材が世の中には多数存在しています。最近では、ビヨンドミートなんてものが話題になっていますね。

“ノンベジ”の人たちは口をそろえて、

『そんなに食いたいなら、普通に食えよ』

的なことを言います。しかし、これらの本質はそこではありません。なので、私が感じたことをここでシェアしておきます。

私が“もどき食材”を食べて感じたこと

私は20年以上“ノンベジ”で生きてきて、馴染み深い食感や味わいのものが“ベジ”で味わえることに感動を覚えたものです。ただ、素直に味わってみて、そう五感で体感、実感しました。

私は“ベジタリアン”という言葉も、“ベジ”な人間の主義主張からではなく、“ノンベジ”の方々がそれらを区別するために作ったんじゃないかなって思ったりすることもあるのですが、それと同様にいわゆる“もどき食材”も基準は“ノンベジ”なのだと思っています。

家畜などに端を発した地球環境や飢餓問題、あとはいのち的なこと。それらへのアプローチをしなくてはいけない時代に突入しています。このままいけば、いつか近いうちに破綻するのではないかって緊張感が、本当はあるはずです。

だからといって、いきなりプラントベースの“ベジ”な生活に切り替えてください、なんてことを言われてもなかなか無理です。

なので今、ギリギリのこの時代だから、楽しみながら“ベジ”を味わえる時だから、それらの“もどき食材”が存在しているのだと思っています。

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『これ、イクラに見えますけど、イクラじゃないんですよ!すごくないですか!?』

という人に対して、「じゃあイクラで良いじゃん」なんて感性では、“ベジ”に限らず、食という観点から、お肉お魚料理も極めること(きちんとつくる、しっかり味わう)は無理なんじゃないかなって思います。


心身の健康と調和をテーマに、“ベジ”を中心としたライフスタイルの提案に尽力します。