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雑記

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本当のことだったり、想像だったり。
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#雑記

【雑記17】文字と言葉と心と

(424文字) 文字でのやりとりが急激に増えて久しいけれど、なんだかちょっと思うのは、文字を読むことが増えたのに文脈や行間への感度はそこまで高まっていない感じがするっていうこと。 文字だけが先走って、そのあとを気持ちも追いかけて、いらぬ妄想を掻き立てたり、感情が動いたり、忙しい人がとても多いなって思うこともある。 大切なのはやっぱり想いをしっかりと伝えること。 なんで?って思うことは、まず文字を暴れさせるよりも前にシンプルに聞いてしまって良いってこと。 文字だけでは読

【雑記13】2020

誰だって好き好んで、ひとりでいたいわけじゃない。 人とのつながりの大切さを学んだ2020。 ここで、それを感じなかったら、 いつ“それ”を感じるのでしょう。 もちろん、タイミングは人それぞれ。 でも、今回はちょこっと違うと私は思っている。 私とあなたの“些細な運命”じゃない。 世界中がまさに正面から、そして内面から 共通のものを感じているのがこの2020。 街は例年通りの12月の景色。 何も変わってはいない。 変わっているのは、私たちの意識。 変わっていけているの

【雑記12】ある意味勝手で 自然な

いつからだろう、こんな感覚。 寒くないだけ、冷たくないだけで、 あたたかいわけではない。 そんな心じゃ満たされない。 全てに優しくいたいと思うのは、 自分の心があたたかくなって、 満たされる感覚を味わいたいから。 そんなある意味身勝手で、 ある意味自然なだけなんです。 『支えになること』が 自分の心の支えだったこと。 それに気付かせてくれたことに 心の奥底から感謝してます。

【雑記11】ミエナイチカラ

人が最も大切にしてきたものを 桜の花びらが散っていくたびに忘れかけてしまった。 真夏の太陽の下で、いつもと違う潮風を感じた。 季節はいつのまにか、懐かしさを運んできた。 目と目を見て、 手と手を取りあって、 そしてぬくもりを感じて。 見えない何かに不安になることで、 見ようとしない何かがあったことを なしにしようとしていた気もする。 こんな時に繋がれた縁は、 今までとは全く違う 本来、私たちが最も大切にすべきことを 教えてくれる縁だと信じている。

【雑記 9】オナジソラ ヲ ミテル

同じ空を見てる。 どこから生まれたのかわからない不安やさみしさに、 なぜだか押し潰されそうだったあの日の自分が見ていた。 ふぅっと口角をあげてみて、思わずため息が出た 全部が自分のためのサプライズだと感じられた あの日の自分が見ていた。 今、同じ空を通して、 いつかの自分を眺めている。 雲は流れ、形を変えていくけれど、 自分は何も変わらず、ここにいる。 どれだけ過去にかじりついたって、 いつかの自分は、その痛みには気が付かない。 ―とんとん。 通りすがりの風に肩

【雑記 8】イツカ ノ ユメ

魂とか霊性とかの話をすると、 少し身構えたりする人もいる。 でも例えばどうしようもなく 相手の気持ちを知りたくて、 身体を開いてみても、 どこにもこたえは入ってない。 『あの人のことが好き。』 こんな想いや気持ちは、 まさしく魂とか霊性が 感じている部分だと、私は思う。 この想いや気持ちが、 単なる脳の働きの一部です、 と言われても、とても信じられないし、 そんなことは信じたくはない。 だって、誰かを大好きで 愛おしくて、癒されて、 心地好いという感覚が、 もし、起

【雑記 7】キモチ ハ イツモ

遠く離れた人のことを思う。 元気にしているだろうか。 大変なことはないだろうか。 ひとりで悩んでいないだろうか。 たくさんのことをしてもらった恩がある。 僕はこの人生の中で出会ったアナタに、 返せるものがあるのなら、返したいと強く思う。 過ぎた時間は、返してやれないけれど。 これからの時間のためにできることがあるなら、 できうる限りのチカラをもって、返したい。 未練とは違う。 アナタのためにできることをしたい。 アナタのチカラになりたい。 あの頃も、今も、

【雑記 6】ソラニトケテ

あなたからのひさしぶりの連絡に心が少しざわついた。 もしかして、なんてことも考えた。 でも、今はもう、そんな思いは空に溶けて消えた。 こっちが言えたことじゃないかもしれない。 でも、過ぎた時間を変えることができるのは、自分しかいない。 そして、そのためには自分自身の縁を信じ切ることと、今ここにいることへの感謝の想いがないとできない。 自分の理想は確かに誰にでもある。でも事実はそれよりも近くにある。 やってきたこと、してもらったこと、確かに過ごしてしまった時間。

【雑記 5】イツカマタココデ

年齢を重ねていくと、思い出の場所が増えていく。 未練とは違う。それは、自身の人生の彩り。 生きて、その時間を過ごした証。 それぞれに過去があり、経験があり、学びがある。 そしてまた出会う。その意味はなんだろうか。 人生を最後まで共にすることができない人でも、 どの出会いも運命で、かけがえのないものである。 私はそう思う。 感謝の気持ちは常にわいてくるし、 元気にしているかな、今日も笑っていたかな、 と、思ったりもする。 ぶっちゃけて言えば、 自分の人生

【雑記 4】トワニトドク

便利な世の中になった。 一瞬で思いの丈を相手にぶつけることができる。 良くも悪くも。 まだ若者に分類できる世代の私でさえ、この感覚の変化の速度に驚く。私が中学生のころには、PHSが流行り始め、 キョウアソベル?ゲーセンイコウゼ! なんて半角20文字の中で、しかも1通ごとに料金がかかるから、メールしていたものだ。メール代もバカにならないから、ワンコール(いわゆるワン切り)をお互いにし合うなんてものもあった。 今よりも文字数なんか比にならないくらいに少ないし、相

【雑記 2】ツナイダ テ ナラ

いつも冷たいアナタの手の“ぬくもり”。 遠い目をしていることが多かったアナタだから、その“ぬくもり”がアナタを知るために必要だった。 きっともっと、できることはあったなんてことを考えていても仕方がないから、今日もあっけらかんとして、しょうがないねなんて話したりして、誰かに会って、ごまかして強引に目を閉じる。 こんなことを何べんも繰り返して、人は生きていくのだろうけれど、その瞬間に気が付けなければ意味がないって思うことも、ままある。 ―“繋いだ手なら”、もう離さない。

【雑記 1】カンシャノキモチ

出会い、別れ。 こんなにも私の心が揺さぶられるのは、本当にアナタを大事に思っていたからなのだと思う。 朝、目が覚めれば、「今日もまた生きられるんだな」という漠然とした感謝と、まだアナタのココロとカラダの無事を祈る。 満員の電車を避けるように、早朝から仕事に出かけ、明るいうちにどこかに寄るでもなく、帰宅する。 ドアを開けて、「ただいま」と言ってみても返事があるわけではない。(まあ、これはこの地に引越してきてから変わらない日常なのだが。) 私はいつも誰かに守られて生きて