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千葉駅周辺の小/中学校学区 vol.2


こんにちは、ずっち見守り隊です
今日は4月に記事を上げた千葉駅周辺の小/中学校学区についての続報です。



おさらい

まずおさらいをすると、

・千葉駅周辺は千葉市が描くグランドデザインのもと、再開発が進んでいる
・それに付随するようにして新築マンションの供給も盛んである
・しかし、新築マンションの学区が軒並み1km以上離れた遠方の小/中学校になっている

4月のブログ記事「千葉駅周辺の小/中学校学区が異常事態!」より

という状況です。
さて今回は物件ごとに着目してこの問題を掘り下げていくことにします。
該当物件数が多いので複数回になると思いますが、ご容赦ください。

物件毎の学区・背景

ブリリア千葉(三越跡地開発事業)

千葉駅に長らく君臨していた三越が2017年に閉館したのを受け、再開発が始まった東京建物他JVのマンションです。
千葉駅東口徒歩5min程度で駅前大通りにも面した立地である事から、千葉駅のみならず千葉市におけるランドマークとなることが期待されている物件です。
この立地で広さのある敷地の再開発、私もとても言い物件だと思います。

さてこちらの学区は
・弁天小学校→新宿中学校
となります。
あれ?と思われた方が、、いらっしゃったら凄いですね。
何があれ?なのかと言うと、異常事態!という割に普通なのです。
それもそのはず、実はこのマンションは例外的に割と普通な学区指定を受けている新築マンションなのです。
これはどういうことでしょう?
実際に千葉市教育委員会に背景を聞きました。
そこでの説明は、学区指定は「建築申請順」というものでした。
つまり、このマンションは周辺マンションより申請が早かったために、めでたく近隣学校に通えるというわけです。

しかし、皆さん、あくまでこの物件が早かったのは申請です。
実は竣工時期は未発表なのです。業界での噂は、おそらく2026年度頃竣工と言われています。
まだ3年も先です!
3年間もの間、建ってもいないマンションが枠だけ押さえる事になってしまっているのです!

さすがに理不尽ですよね、、
これがルール?だとして、普通に考えたらそのルールの妥当性を見直さないとと思います。
千葉市教育委員会の仕事だと思うのですがどう考えているのでしょうか?
不満は残る所ですが、次へ行きましょう。

エクセレントザタワー(PARCO跡地開発事業)

先ほどは三越跡地でしたが、こちらはPARCO跡地です。
そう考えると巨大商業施設が2つもマンションになってしまったのは少し寂しい、、
まあ、定住人口が増えることも非常に良い事なんですけどね!
こちらは千葉市では珍しい(数件程度?)内廊下タイプのタワーマンションです。
そして、意外に?価格もお手頃だったため人気の物件です。
現在(6/29時点)残り少ないですが絶賛販売中です。
ただ、人気の影響で?今年度に入って値上げしてしまったので、現状お得感は少し薄れています。

さてこちらの学区は
・院内小学校→椿森中学校
です。
うーんなんとも言えない微妙な指定です。。小学校は死ぬほど遠いってわけじゃないけど、結構遠いです。ちなみに中学校は死ぬほど遠いのでチャリ通になる可能性が高いです。
しかし、この物件には1つ背景ストーリーがあります。
それは、当初(第1期販売の頃?)は最寄りの本町小学校が指定されていたという事です。
途中で院内小学校に指定が変更されたのです。(どのタイミングか定かではありませんが、もし学区ありきで買われていた方がいたら可哀そう)
当時の変更理由の説明は、おそらく本町小学校のキャパオーバーというものだったと思われますが、実際キャパオーバーかは疑わしいです。
本町小学校であれば、距離が近く、環境も良いと思われるため惜しい所です。
この件も、本来は本町小学校学区のままが望ましいと思いますし、変更するにしても、
・経過措置(どちらの小学校に行くか選ぶ仕組みにするなど)
・きちんとした場(地域説明会など)での説明
・検討の記録
などが取られていないのが教育委員会の仕事の質として低いと思います。
このあたり、教育委員会は変わる必要があると思います。


今回は、長くなってきたのでこの2物件にしておきます。
次回以降に続きます。


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