王道と覇道

「覇王」とは
「徳によらず『武力や策略』で諸侯を従えて天下を治める人」のことをいう。

元々は孟子によって提唱された「覇道と王道」から生まれた言葉。

儒家によって理想とされた。
夏・殷・周の時代、
「徳を持って世を治める」ことを「王道」と呼び、
それを遂行する者を王者と呼んだ。


また、
春秋時代の諸侯のように、
「知力や武力を持って世を治めること」を覇道と呼び、
それを遂行する者を覇者と呼んだ。


孟子は王道こそを理想とし、覇道を賎しいものとした。

これを「尊王賎覇」と言う。

「孟子」の時代から中国は支配の心得をちゃんと示してくれてる。
王道と覇道 

「王道」儒教における理念。
夏・殷・周時代の理想とされた、優れた王がなすべき方法

「王道」で国を建国し治める王を貴ぶ。
知力武力だけで無理やり治める「覇道」は嫌い。
「徳を持った指導者が、仁愛の心もち、国を治めてくれたらな。

「国民に非道行為をせず、人間としての尊厳を大切に。」  そしたら

「そういう支配者には、勝手に民衆は付いてくる。」と思います。

多分、日本国が
周王の長男、呉王・大伯が作った国の子孫が作った国だから、
「王道」がなじむのでしょうか。

同じ遺伝子の伝播の仕組みは
中国大陸の王家の跡継ぎ問題でもめて、出奔した王子が、
他の土地であらたに、国を作って、父王と縁切って、
その繰り返しで、親戚縁者の領土が広がって、
王朝滅びたら、さらに移動して、東の果ての島の日本まで来て、

呉王の子孫が、新たに建国したのが日本。

跡目争いで親戚の領土がだんだん広がっていく仕組みだから
どのみち支配層は
どこぞの大陸の王族貴族なのは正しいだろう。
「王族貴族は、支配の方法を知ってるから、
新たな領土で、政治経済システムを素早く開始できる」

一般人は帝王学すら習わないし
支配の方法や、支配システムの構築を知らないから出来ない。
から手下のままで過ごすのですね。

日本は農奴だけの国だったら国になってない。
いいとこ、狩猟採集民で、ほそぼそ集落作る程度のはず。

国家支配システムは、
王家に所属してる地位の高い人しか知らない。
高度な支配システムほど。大貴族以上の知識が必要。

官僚も知ってるけれど、縦割り行政だと支配構造把握できないかもしれない。

だから日本に呉王の末裔が移住して支配したのは、しっくりくる。

支配システムの中枢にいたら平民でも学ぶことは可能ですが
ここまで高度に洗練されてる世界構造で
平民あがりでどこまで支配システムに食い込めるのですか。

秀吉の時代ならまだ、平民上がりでも
士族と結婚して、学び続けたらなんとかなったけれど。
一般的に、
平民上がりだと、ついていかない?・・・王族や貴族が
「自分の方が立場は上」と主張する。

帝王学を幼少のころから学ぶとか

王者の心得・・・・。て、なに。
国とりあえず作ればいいやんか。
村みたいな小さなとこでいいから。

軍事よわければ、外交弱ければ金融弱ければ、滅ぼされる。

難しい・・・ブレーンが沢山必要なのだな・・。政治は。

一国の支配システム」は
見てよく知ってる国のを模倣するにせよ


王道でおさめる国に住みたいな。



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