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AIにデザインの仕事が奪われてデザイナーの仕事がなくなる未来

AIによってデザイナーの仕事がなくなるのか?それは現役デザイナーの私は”YES”と答えます。
いくつかの理由からそれを解説します。


想像できるくらいの未来はすぐ来る

AIで作成した写真

人間が想像できるような未来は来ると言われています。私が想像しているのは、デザイナーの相棒となって案だしをしたりコーディングをしてくれたりするAIの存在です。

クライアントの打ち合わせでAIを起動して、話をこちらで進めている間にもうデザイン案を作成。
そしてその場で提案し方向性を決める。そんな相棒のようなAIの存在。

そんな未来は今のスピード感なら、1,2年で来るんじゃないかな?と思います。

AIのほうが便利な存在

正直、人にデザインを依頼する上で何が一番障壁かというと”理解”です。
クライアントの思ってるデザインと、ディレクションする人のデザインをデザイナーが理解するかどうか。

あとはサービス理解がない人にまた説明してデザインを作ってもらわないといけないということ。ようするにインプットが大変なのです。

その点AIは理解、蓄積が人間よりも長けているのでAIのほうがデザイナーより便利。しかも、いつまでも働いてくれるし人と違って老化もしない。どんどん進化する。

言われたことをやるのはAIのほうが早い

AIの一番の得意なことは指示されたことを処理することです。

なので、Spreadsheetに資料をまとめたり、議事録を要約したり、デザイン案をだしたり、キャッチコピーの案を出したり。

こっちがインプットさせたあとに生成するのは得意。

だからデザイナーに依頼して修正してもらって、というのは従来コミュニケーションが必要でしたが、今度は修正なんかAIにやってもらえると思います。

「AI、画像を若い女性に変更してメインコピーは3案でみたいから3パターン作って。あと、オレンジ系、青系、赤系で作っといて。ここの文字はもっと右」とか言えば即座にアウトプットしてくれるようになるでしょう。

デザイナーの仕事はなくなるけどなくならないものもある

言われたことをやるデザイナーは10年以内に淘汰されると思います。ディレクションする上で人間よりもAIのほうが性能が勝るのはすぐそこだからです。

一方でディレクターという仕事は逆に重視されると思います。

人をマネージングしなくてもよくなるので、よりデザインの量が上がってディレクターの仕事は増えそうだと思いました。

1,2年でここまで進化したAI、10年後ではなく数年で多くのデザイナーが消えていってしまうでしょう。


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