せまゲー生半可集:Game System特別編(2)~スタックパズル(続)
前回のシリーズの記事はこちら。
100円ショップ(Seria系)で見つけた『スタックパズル』を紹介しました。
今回はさらに『スタックパズル』を使ったゲームを考えてみます。
サンプルゲーム3:スタックギャモン
今回は、バックギャモンをベースにして考案してみます。
以前、さまざまな盤面サイズのバックギャモンについて記事を書きました。
通常のバックギャモンは、マスの数が24、コマの数が各15個です。
今回は、『スタックパズル』を4セット使ってマスの数20、コマの数各15個で初期配置を組み立ててみます。
こんな感じです。
一部、隣り合うマスだとコマが宙に浮いてしまう『スタックパズル』特有の状況になりますが、活かしていきます。
基本的なルールは、バックギャモンに準じます。
【コマの移動方向とゴール】
赤のコマは、左から右へ移動して一番右から1マス移動し(盤面から出)て
ゴールとなります。
青のコマは、逆に右から左への移動になります。
【サイコロとコマの移動】
通常のサイコロ(1から6)2個を使用して、それぞれの出た目の数だけコマをそれぞれ動かします。
ゾロ目(2個とも同じ数)が出た場合は、4回その数だけコマをそれぞれ動かします。
一方、バックギャモンから変更するルールです。
【コマの捕獲】
バックギャモンのように、相手のコマを捕獲することはできない。
【コマが移動できないマス・動かせないコマ】
・相手プレイヤーのコマの真上にコマが重なるようなマスには移動できません。
・1つのマスには(空白もあわせて)コマは最大5個までしか置くことはできません(前回の記事を参照)。
・他のコマに引っかかって棒から抜き取ることのできないコマは動かすことができません。
【相手のコマの移動とパス】
・自分のコマだけでなく、相手のコマを(相手のコマが進む方向に)動かしてもよい。
・盤面にあるすべての自分のコマが動かせず、相手のコマを動かしたくないときは、パスをしても良い。
つまり、相手のコマが邪魔で動かせない場合でも、邪魔なコマを動かして移動できるようにすることもできます。
【ゴールの制約】
・バックギャモンでのゴールするための制約(すべての自分のコマをゴールできるエリアに移動させる)は、なしとする。
ありでも構いませんが、シンプルにします。
以上がおおよそのルールです。
バリアントとして、色々と変更したり追加して楽しんでみてください。
おまけ:ミニスタックギャモン
使用する『スタックパズル』の個数に合わせて、盤面の大きさを変更してもいいでしょう。
たとえば、2セットを使った場合の配置。
サイコロも、1・2は1マス、3・4は2マス、5・6は3マスと半分の移動にします。
極端に、1セットだけの場合。
サイコロの代わりにコインを使って、表は1マス、裏は2マスでコマを動かします。
締め
ということで、『スタックパズル』のサンプルゲーム3つ目を考えてみました。
もうちょっとサンプルゲームを考えてみようかと思います。
では。
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