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Roll-and-Write(ロールアンドライト)のボードゲーム『Roland Wright(ローランドライト)』を紹介しつつ、出版したPerplext社のほかのゲームにもふれてみる。

この間、Kickstarterで蹴ったボードゲームが到着しました。

Roll-and-Write、いわゆる「紙ペンゲーム」です。ただし、「Erase(消す)」要素も入れています。

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『Roland Wright(ローランドライト)』で使用する、各プレイヤーが使う盤面です。紙ではなく、ホワイトボードと同様にペンで書いて消すことができるものです。

『Roland Wright(ローランドライト)』おおよそのルール

プレイヤーの1人が、各面に色(赤・橙・黄・緑・青・紫)の描かれたダイス数個を全て振ります。
そこから1色選び、盤面(6×6)の白丸にその数だけ色をつけます。
他のプレイヤーは、先に選んだプレイヤーの選んだ色以外の色を選んで、同様に色を付けます(このあともう1つできるアクションがありますが、後で説明します)。
アクションが終わったら、次のプレイヤーの番になって、繰り返していきます。

盤面全ての白丸に色を付けたプレイヤーが出たら、後処理をしてゲーム終了。得点の1番多いプレイヤーの勝利です。

Roll(ダイスを振る)とWrite(色を書き込む)のアクションはこんな感じです。後回しにしました、Erase(消す)について説明します。


各プレイヤーは、各手番に1回だけ、盤面に描いた色を1つ、Eraseする(消す)ことで、消した色によって特殊効果が得られます。

赤(コピー):すでに描いてある色マス1つを選び、それに接する1つの白マスに同じ色を描く。
橙(移動):すでに描いてある色マス1つを選んで消し、別の白マス1つに同じ色を描く。
黄(変色):すでに描いてある色マス1つを選んで消し、同じマスに違う色を描く。
緑(緑カード):緑カードを1枚もらいます(このカードに描かれている色のパターンに揃えると、得点が入ります)。
青(青カード):青カードを1枚もらいます(このカードに描かれている色のパターンに揃えると、得点が入ります。さらに、アクションで使える特殊効果が書かれており、Eraseしなくても、カードの特殊効果を使うこともできます)。
紫(紫カード):紫カードを1枚もらいます(得点もしくは、何個か描かれた色をすぐに描くことができます)。

おおよその説明なので、細かいルールを省いているところがあります。

全体的な印象としては、
◆要素がいろいろ盛り込まれているが、さほど複雑なルールはない。
 (BoardGameGeekでは、メカニズムが8個入っている)
◆テーマ性は、実はほぼない。
◆6色のマーカーペンを使うのだが共用なので、プレイ中ドタバタしそう。
 (予備のペンを購入していいかも)
です。
プレイ人数は2〜5人(ソロ専用ルールもあり)です。

『Roland Wright(ローランドライト)』の購入方法ですが、出版社であるPerplextのサイトから注文できます。また、他の海外通販サイトで販売しているところもありました。

Perplextの他のボードゲーム

Perplext社について簡単に説明すると、Chris Handyさんが2001年に創業しました。ほぼ個人事業ではないかと思います。

2009年に、Z-manから競馬をテーマにした『Long Shot』を出版しました。絶版ですが、近々、リメイク作『Long Shot : The Dice Game』をKickstarterから出す予定のようです。


で……、今までの話は長いフリで、本題に入ります


『Pack O Game』の小ささの衝撃

『Roland Wright(ローランドライト)』を蹴ったのですが、ソロプレイのストレッチゴールが達成できるように、Add-On(追加)で注文できるゲームがあったので、頼んでみました。

Kick達成後からおよそ1ヶ月前後、perplext社から

『Pack−O−Game(パック・オー・ゲーム)』

が配送されてきました。

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……えーっと、これはガムです。大きさの比較用です。
改めて。
送られてきたゲームが、こちらです。

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ちっちゃい。

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うっすい。

カードゲームですが、一律32枚の構成です。カードサイズは1インチ✕3インチ(約2.5センチ✕7.5センチ)です。

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そして、どっさり。

上段が『Pack O Game』シリーズ1弾目の(左から)
「HUE」「TKO」「GEM」「FLY」
「TAJ」「LIE」「SHH」「BUS」
下段が『Pack O Game』シリーズ2弾目の(左から)
「ORC」「GYM」「RUM」「DIG」
「BOX」「SPY」「SOW」「BOO」

です(ナンバリングされている順に並べました)。これらのゲームもperplext社のサイトから購入できます。さらに、

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下にあるのが、各シリーズ8個のゲームを収納する別売りのケースです。
これもAdd-Onに含まれていました。
(上の物体は、大きさの比較でおいた2.5インチの外付HDDです。ケースにピッタリ入ります)

なにせ16個もある……量が量だけにゲームの紹介をするのは面倒だなと。
しかし、『Pack−O−Game』第2弾のKickstarterを開始後に、「部屋とボードゲームと私と酒と泪と男と女」さんが、1つ1つしっかりと紹介していました。

上のリンク先の記事を読んでいただけるとわかるのですが、

ゲームを17個紹介しています。

実は「NUT」というゲームが、当初第2弾に入る予定だったようですが、「DIG」と差し換わりました。しかも、「NUT」はPerplextのサイトでも販売されていません。
そういった意味では、Add-Onしたことで入手できたのは幸運だったのかも知れません。「NUT」は、こちらです。




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まさか、18個目の隠し玉まで付いてくるとは思わなかった。

右の「WOO」は、先ほどのサイトにも紹介されていないゲームです。
「WOO」簡単に説明すると、2人専用トリックテイキングゲームです。

もしかすると『Long Shot』のKickstarter開始をした際、Add-Onとしてこれらを入手できるかも知れません。

以上、今回はゲーム紹介のみのnoteでした。

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