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三角形トランプを入手したので『変則七並べ』をやってみた

Kickstarterで、とあるプレイングカード(トランプ)を蹴った。

何をしようかまでは考えず、衝動優先(欲しいものは欲しい)でゲット。
去年の年末頃に届きました。
1箱(3箱もプレッジしたのだ)開けてみたのだが、惚れ惚れするほど見事な三角形だった。

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ひととおりカードを確認したので、シャッフルしてみようとした。……先細りしたカードの……

なんなんだ、この難しさは(笑)

このもどかしさは、初めての感覚ですよ。
慣れればなんとかなるけど、切るたびに違和感発生でニヤけます。

パッと『七並べ』

単なる観賞用で保管しててももったいないので、三角形ならではの遊び方ができないのか、考えてみる。

パッと思いついたのが、

『七並べ』。

自分:「おいおい、そりゃあ四角形のトランプでやるもんだろうと。」
自分:「だから三角形だとどうなるか考えるんでしょうが。」

と自問自答してみる。
どうやら自分のなかでは落ち着いたので、先に話をすすめる。

もちろん、今回の冒頭でカードを一揃え並べている写真をアップしている既成事実は無視します。

当たり前の話なのだが、四角形のカードは辺が4つあるので、自分自身のカードの周りには4枚のカードを置くことができる。七並べは、
【1】上下(短い辺)には同じ数字のカードを並べて、
【2】左右(長い辺)には同じマークの1つ違いのカードを並べる。

これも当たり前の話だが、三角形のカードは辺が3つあるので、自分自身のカードの周りには3枚のカードしか置くことができない。
じゃあ、どうするか。

【1】【2】どっちもOKにしよう。

あれ?三角形いけるかも

頭の中でシミュレーションしてみる。
まず、同じ数字のカードを4枚並べてみる。

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これは面白いかも、と思いました。なぜなら、3つのマーク(ダイヤ・ハート・クラブ)は【2】のルールで先々伸びていくが、取り囲まれたスペードは封殺されている。とにもかくにも、他のマーク頼みになっている。

さらに上手く並べると、

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六角形に置ける可能性がある。上のように2枚の隣接したカードがスペードの5ハートの6。なので、

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ハートの5であれば、ルールに逆らわずピッタリ置くことができる。
うれしいではないか。じゃあ、どうしよう。あ、最近『コンプレット』やったな。

追加でもう1枚置ける

そんな展開のゲームは、なかなか熱いのではないか。

あれ?……これ、そこそこ遊べるかも。

『三角形七並べ』のルール

プレイ人数:基本は4人(多少増減しても遊べる)
用意するもの:三角形のトランプ(1組52枚+ジョーカーなどの1枚)

準備:
【1】トランプ1組52枚をプレイヤーにすべて配って手札にします。
【2】残った(ジョーカーなどの)1枚を場に置きます。
【3】一番最初にプレイを始める人を決めておきます
(とりあえず、時計回りでプレイヤーの手番が移ります)。

ゲームの手順:
【1】プレイする人は、自分の手札から1枚、場にあるカードの辺に接するように置きます。
【1−1】このとき、接するカードとは
(1)同じ数字のカード
(2)同じマークで数字が1つ違いのカード
(3)ジョーカーなどのゲーム前に準備したカード
のうちどれか1つ合っていなければなりません。
【1−2】さらに、2枚以上のカードに接するところには、
どのカードにも(1)〜(3)の条件のどれか1つ合っていなければ置くことができません。
もし、置くことができれば、もう1度自分の手札からカードを出して置くことができます(さらに、2枚以上接するところに置ければ、もう1度カードを出すことができます)。
【1−3】カードを置いたら、次のプレイヤーに手番が移ります。

【2】もし、自分の手札から、場にあるカードに接しておくことができない場合(あるいは、出したくない場合)は、パスして次のプレイヤーに手番が移ります。

ゲームの終了:
【1】1番最初に手札をすべて出してなくしたプレイヤーが、勝ちです(あるいは、誰かが1人の手札が残るまで続ける遊び方もありです)。
【2】1人のプレイヤーがパスしたあと、全員連続でパスをして最初にパスしたプレイヤーに手番が回ったら、その時点で終了です(手札の1番少ない人が勝ちとします)。

連続してゲームを行うときの味付け:
◆プレイヤーの人数分ゲームを行います(最初にプレイする人は、時計回りに移動して全員1回まわるようにします)。
◆ゲーム終了したとき、残っている手札の枚数をマイナス点として記録します。行ったゲーム分のマイナス点を合計して、一番失点の少なかったプレイヤーが勝ちになります。

やってみた感想

脳内およびソロプレイでのシミュレーションは、ルールを把握した俯瞰状態です。
なので、全く白紙状態のプレイヤーだとどうなるかが気になるところでした。

数名と数ゲームやってみましたが、おおむねよさげな感想をいただけました。観察してみると、プレイ中に「ああ、このゲームのポイント見えてきたぞ」という感触を掴んでいるのがわかりました。(2枚以上のカードに接して置く)追加手番を獲得できたときも、いい感じの盛り上がりがありました。ゲームバランスも(相当悪い手札は別でしょうが)崩れている感じもなさそうです。

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上の写真の右上ではポッカリとカードを置くスペースがあります。ルール上カードが置けないブロック状態です。
カードケースの左ではカードが六角形状に置かれています。
(裏返っているカードは、ゲームの準備で用意した場札です)

三角形トランプを購入するには

さて問題はここですよね。
どうやって三角形トランプを購入するのか。
Amazon.comを見ると出品されていたので購入できそうです。ただし、送料が高いです(このノートを書いている時点では、本体よりも送料が高い状態でした)。

……そうなると、今年春に発売予定のあの登場を待ちましょうか。







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『チーキィ』



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