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スマートウォッチ

本屋さんの雑誌コーナーで惹かれたスマートウォッチの本は一冊まるごとなのですが、ITの棚じゃなかったです。

中身のガーミンのナビ付き時計をみてスポーツコーナーだと理解しました。

山登りに使えるとカシオ計算機のG-SHOCK関連スマートウォッチと海外ブランドの三つ巴で説明していました。GPS付や雨宿りさせるための天気予報、高度も計れて欲しくなります。

またヘルステック、フットネス用のファビットやアップルウォッチも心電図代わりに、GPS を使って万歩計代わりのランニング距離測定、ここでも天気予報で雨が降りそうならUターンさせます。

但し、インドアの私はその後のページのビジネス用の翻訳機能をみて欲しくなりました。ポケトーク代わりにテレビ会議で音声を変換させながら、勉強する。仕事をしろですね。すいません。

さっそく購入しに近くの家電量販店に行くと、結構な数があり、一角まるごとなので盛り上がっていました。

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知り合いのGAFA役員のお母さんはファビットのスマートウォッチをプレゼントされたそうです。おしゃれですよね。

特許としては複数主体の問題

スマートウォッチを見ながらもクレームを考える職業病です。

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アプリ制作と

AWS やazureなどのクラウド サーバーと

ユーザー端末が個人のスマホと

閲覧する画面

登場人物はこんなところでしょうか?

サブコンクレームと呼ばれる、センサーを問わない記載方法で、受領するデータ型式で限定することが重要です。

例えば今回のスマートウォッチからだと生体データ情報を限定していると

人体の肌に張り付ける貼り付け型

衣類に取り付けたセンサー

が除外されます。

SFのようですが、体内にチップを入れた人も増えてきたらしいので生体データの取り方には、こんな思いもよらない取得方法を含む限定しないクレーム、特許請求の範囲を決めないといけないですね。

そこで特徴が、そのスマートウォッチに無ければ、ビジネスモデルとしてのヘルステックならば「健康管理に用いられる生体データを受信して分析する」と限定してしまいます。ここに特徴があるなら受けとるデータを限定して従来技術との差を示します。

先週受けた中国特許事務所の研修では、中国にはそもそも間接侵害が無いそうです。ルータ事件ではユーザーの端末(スマホ)がクレームに記載してありました。またマルチメディア事件ではデータベースとオペレーションシステムを分けていました。クラウド管理です。

いずれの最高級判例でも、インターフェースが入り込んでいても自然に使われるようなものであれば侵害とするそうです。間接侵害がないので運用でしのぐのかな?

ちなみに日本やアメリカだとBluetooth の規格で決まった内容ならスマホなど相手が一部含まれていそうでもそのまま侵害論が認められることもあります。まあ瑕疵ではあるので和解の時の減額交渉に利用されます。


まとめ

今日のウェブ研修で山口周さんが講演していました。HR で有名だった株式会社ワークスアプリケーションズ(英: Works Applications Co., Ltd.)です。経営不安でHR部門はベインに売却しましたが本社はまだ東京都港区にありそうです。大手企業向けソフトウェアハウスとして世界に冠する経営学者を呼んだ講演でお世話になりました。ブルーオーシャンの提唱者やジャックアタリさん。出始めの落合陽一さんや入山章栄さんを観たのもここが初めです。

山口周さんは現在は問いが希少であり、その解決法はありふれていると説明していました。

過去との対比を昭和の三種の神器を例に説明していました。電気の冷蔵庫が無くていちいち氷を購入していたら楽したい。エアコン無しだと暑い。課題は明らかですが半世紀前だとやり方が難しい。つまり答えが希少でした。白黒テレビをカラーでみたい、お湯を使いたい時にわざわざコンロで火をつけるのは面倒なので湯沸し器が欲しい。

欲望を満たすためなら、科学、技術をふんだんに使ってなんとかするのが過去でした。これが満たされたのが今だと言います。概略図とするとこんな感じです。

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そこで令和に必要なのは以下に問いを見つけるか。主観視点が大事だという話です。上のオレンジ色の三角です。その問いを黄色の解決法で満たすのは昔より簡単です。

スマートウォッチで標高が高精度に分かるなら波乗りの履歴もばっちりとか、24時間常時装着して深呼吸をアドバイスするとか、睡眠診断アドバイスとか。

親にペースメーカー替わりに渡すとかモノをいかに使うかの提案が大事になってきます。

知財だとコト発明とか業界を越えた発明を求められるのもこの文脈です。


困りコト、困りごととスマートウォッチで考え交差点でスマホの着信に気を取られながら歩いてたら、危うく左折車にひかれそうになりました。

思わず運転席をみたら、割り箸を片手にオバサンが運転してました。あの茶色い物体は唐揚げに違いない。最近カラ揚げ人気だからね。ってオイ!今なら美味しそうだったと笑い話ですが、こんな運転手なら自動運転の方がましだと思います。

スマートウォッチで心拍数は爆上がりを認識し

スマートウォッチで運転手に通知したい。


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