看護師におすすめしたい電話応対技能検定

電話に関連する資格として、電話応対技能検定(もしもし検定)というものがあるのをご存知でしょうか。
この資格講座では、電話を受ける・かける場合のマナーや言葉遣いの基礎知識を学ぶことができます。
一級から三級までの段階があり、二級以上の講座では、電話対応のカウンセリングやクレーム対応の基礎を習得することが可能です。

看護現場において、電話での受け答えがしっかりできるかどうかはとても重要なことです。
院内においては、事務員の方が電話対応をするケースが多いですが、場合によっては看護師からご家族に連絡をする場合もあります。
中でも特に、訪問看護師は看護ステーションとご家族と頻繁に連絡を取り合うため、電話対応をするケースが多いです。

看護師の電話対応では、医療や健康に関する相談を持ちかけられることも珍しくありません。
そんな時、正しい言葉遣いで対応し、相手の顔が見えない状態でわかりやすく情報を伝える能力は必須です。
それだけでなく、医療機関に向けたクレームがくることもあります。
医療を提供する看護師は、信頼性が重視されるため、相手を納得させるクレーム対応能力が求められます。

実際、電話応対技能検定(もしもし検定)を導入した医療機関では、看護師が電話対応のマナーを習得し、コミュニケーション能力が上がったことで、マナーに関するクレームが減少したそうです。
むしろ、丁寧な対応に対する感謝の声が増えたといいます。
このことから、医療現場で電話対応のスキルは大いに役立つことがわかります。

電話対応の機会がある看護師の方は、ぜひ電話応対技能検定(もしもし検定)を調べてみてください。