カンバス
人生に意味なんてないよ。
ただそれは虚無とは違う。
それは本来、真っ白なカンバスに自分で好きな絵を描くように、好きにできるものだ。
かつては戦争という色に染まったカンバスを押し付けられ、お国のためと描かされた人々が大勢いた。
彼等の犠牲の下にやっと白いカンバスを手に入れたのに、
今度はカンバスの白さに振り回されている。
本当はもっと自由に描いていいのに、周りからあれこれ言われるうちに何を描きたかったのか分からなくなっている。
力強く自分の未来を描こう。
誰かに筆を取り上げられる前に。
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