オランダは展示会の悪評でエジプト政府から発掘を拒否されました

オランダ新聞dutchnews6/6
オランダのライデン国立考古学博物館は、古代エジプトがジャズ、ブルース、ソウル、ロックなどアフリカ起源の音楽にあたえた影響をテーマとした展示会を行いました。

展示会はこのイベントにあわせて、テレビ番組を作りました。
この番組がエジプト政府の誤解を生み、オランダのエジプトでの発掘調査拒否になってしまいました

展示会では、マイルス・デイヴィスからビヨンセ、リアーナまで、主に黒人のアメリカ人ミュージシャンが精神性、プライド、権力、アイメイクなどの概念をどのように解釈してきたかに焦点を当てています。
展覧会には、以前公開されていたツタンカーメンに似た像としてのナズ、ネフェルティティに扮したビヨンセとリアナ、マイケル・ジャクソンのミュージックビデオでファラオ・ラムセスを演じるエディ・マーフィーのようなポップスターの画像も含まれているため、一部のFacebookグループは怒りの反応を示し、古代エジプト人の肌が黒い可能性があるかどうかを中心に展開してしました。

エジプト当局はオランダの博物館に対し、サッカラでの発掘調査は1975年に始まった研究プロジェクトであり、その「アフリカ中心主義」展示において「歴史の改ざん」を行っていると考えているため、これ以上作業することはできないと通告したと言われています。