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大人も発症する? シリーズ起立性障害

この間
10~20代の不登校体験者4人に
起立性調節障害について
オンライン対話で色々と聞きました。

先入観をなくすため
事前知識なしで聞いたんですが

予想以上に深刻な現状です。

社会や当事者達も
気付いてないでしょうが
コロナより怖い
人類レベル問題の可能性がある。

このnote不登校シリーズで
「 不登校のもっと怖い問題 」
という予感を述べましたが
それが現実となりつつあります。

コロナはあらゆるジャンルの専門家が
関わざる得ない状況でした。

この起立性調節障害は
既に学校・教育・子育てといった
枠組みを超えてます。

コロナと同じ様に
他ジャンルの知恵さえも
総動員すべき問題です。


突如訪れる

親・学校・人間関係などに問題が見当たらなく
普通に元気な少年少女が、突然に立てなくなる。

現段階では
そういう病気と思った方が良いと思います。

「 学校に行きたくないのに行かされる 」
ではなく
「 学校に行きたいのに行けなくなる 」

一般的な不登校のイメージと
逆の現象です。

行きたくても身体が動かないのに
周囲がワガママと決めつけたり
しんどくても行こうと努力したら
無理すればなんとかなると強制され
悪化させたり

喘息やアレルギー
心臓病や白血病などの身体疾患に
これまでの不登校が受けてきた
負のループが押し付けられるイメージです。

これは・・・
もの凄くややこしい現象になります。
絡まりまくる。

この私の見解も
僅かな部分に光を当ててるだけです。
何を本質とするか
そうそう答えが出ない難問と思って下さい。

今、少年少女が突如として発症してますが
成人以上が発症しない保証はありません。

あまり考えたくないですが
多老化の時代に、認知症になる前の高齢者が
起立性調節障害を発症しだしたら・・・。


うつ病への悪化

原因を探すのが道筋ですが
まだ解明しようとさえ
されてない段階と思います。

私はうつ病の低年齢化説に
疑問を持ってます。

しかし人間は
ストレスをある一定を越え
長期間受け続けると
脳神経が炎症し壊れていきます。

例えば親や社会は
10代までが学校に行くのは
当たり前と思っています。
当事者も同じくです。
( 思い違いなんですが・・・ )

現実は
常に未確定・想定外・未知数なので
なにかの拍子にすぐに崩れます。

そうすると崩れた部分が
一斉にストレスを感じます。

当事者の周囲は
ストレス臭を放ち始めます。

その臭気が当事者に
身体疾患の苦しみだけでなく
精神的な苦しみさえも生み出します。

二重苦の状態になり
脳のダメージが大きくなれば
様々な精神疾患を発症しかねません。
( 既に現実に起きています )

本人は治って楽しく学校に行きたいのに
周りがストレスを与え学校に行く力を奪う。

負のループに落ちやすい現実が生まれます。
身体疾患が天災なら
その後に人災が加わる様なものです。

うつ病との関連性について
また考察は伝えたいと思います。


中くらい病という厄介さ

癌や大きな怪我など
重病・重傷も社会の偏見はありますが
問題に対し少なくとも家族は
重く受け止めます。

かたや風邪・水虫・腰痛・虫歯などは
どうでしょうか?

「 風邪くらいで 」とか言ってる人も
重たい風邪やインフルエンザになると
しんどさにもんどり打ちます。

すいません水虫なので会社休みますとか・・・

それでも軽症だと
軽く受け止めがちですね。

厄介なのは・・・
大病と小病の中間です。

例えば生理ですが
私は男性で、申し訳ないですが
生理の辛さは解りせん。

しかしながら
毎月1回・これが数十年続く辛さですから
かなり深刻な問題です。

にも関わらず
「 重くても私は頑張ってる 」
「 私は軽いから 」

と、当事者である同性にもスルーされる。

人類の半分が「 実感 」で
理解できない難問になります。

私達はいつの間にか
異様に死なない世界に踏み入り
それに気付いてません。

少し前まで
すぐ死ぬ世界でした。

多くの人は痛みや苦しみと
ここまで長く付き合ってなかった。

癌が治る時代を目指し
様々な治療を開発しています。

同時にそれは長引く闘病
再発でまた戦うを意味します。

すぐ死ぬ時代は
生きてるだけで丸儲けでした。
頑張る暇なく
亡くなっていきました。

大病の「 前と後 」の状態
大病でないが小病でもない
生殺し的に続く時間。

起立性調節障害は
急速な人類進化・科学発展の弊害
という解釈さえも必要とします。


起立性調節障害の未来

やはり様々な研究機関による大々的調査で
これまでの情報更新が必要です。

10歳代までに発症し
20歳代までで自然に治る。
という医療認識は甘いと感じます。

不登校について云えば
起立性調節障害が治ればそれで良い。
そういう誤った考えも心配です。

身体疾患もなく
イジメなどの問題もない
にも関わらず
「 学校に行きたくない 」
という気持ちの子もいるでしょう。
それがなぜ起こるのか?

その謎が解明されないままは
本末転倒です。



起立性(調節)障害について
また考察が進めば記事にしたいと思います。




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