ポキッ

これは私が生まれて初めての骨折の備忘録。

8月7日(日)☀️
いつもより暇だった土日出勤
後輩と一緒に側溝掃除をしていたが夕方定時も近づいてきたのでグレーチングを元に戻して終わりにしようとした時事件は起きた
グレーチングとは側溝にはまっている網目状のフタのこと

この格子にびっしりとついた土を落とすため全長40センチほどのグレーチングを一度立てて地面に落とした先に私の足が重なり悶絶
その日はパンパンに腫れた足でなんとか帰路についた

8月8日(月)☀️
運が良く公休のため近所の整形外科を受診
右足親指の基節骨骨折、左足親指の末梢骨骨折との診断で大きい病院への紹介状を書いてもらい終了
8月9日(火)☀️
予約でいっぱいの大きな病院を受診
先生曰く「手術して綺麗に戻したいよね〜」とのこと
私としては家を空けるわけにもいかないのでそのままにして治ることを望んだが先生と看護師さんからの圧に負け手術決定
しかし私の普段飲んでいるピルが治療に影響を与えてしまうとのことで薬を飲むのをやめた日から4週間後に手術可能という訳で手術は9月に延期
8月18日(木)☁️
母と一緒に術前検査を受けた
足の指に2本ピンを入れて骨を固定する手術をするとのこと
母「ちゃんと先生の言うことを聞いていなさいね」と念を押す
8月31日(水)☁️
麻酔科医の先生のお話を聞いてPCR検査を受けた
コロナの流行により、入院前のPCR検査は必須だ
ここで陽性が出れば入院不可となる
麻酔科医の先生に禁煙しなさいと叱られた
9月4日(日)🌤
今日もPCR検査と抗原検査を行った
コロナの威力を改めて実感
PCR検査で陰性をゲッチュし無事入院
生まれて初めての入院、手術でドキドキ
夜21時以降は断食、下剤を飲まされ胃や腸の中を空っぽにさせられた
9月5日(月)🌦
空腹で死にそうになりながらも水、お茶、ポカリはたくさん飲んでと言われたので水っぱらになるまでゴクゴクとポカリを飲んだ
手術は14時からだが10時に点滴を入れまたも下剤を入れられ11時以降は水分も摂ってはダメとの指示で本格的に手術が近づいてることを実感
点滴も初めてなのでソワソワが止まらなかった
予定より少し遅れて15時に手術室へ車椅子で移動、手術台に自ら乗り全身麻酔開始
身体中に色々な機械を取り付けられ点滴で麻酔を注入
看護師さんからは「心臓が強いね〜!」と褒められた
目が覚めたら麻酔科医の先生が「稀に見る楽しそうな様子だったよ」と一言
私は初めての手術を楽しく乗り切ったらしい
病室に戻ってからは酸素マスクと鎮痛剤の点滴で過ごしていたがそれでも手術した部位が痛くて痛くて眠れなかったので睡眠薬で強制就寝だ
9月6日(火)☀️
起きた瞬間に痛みで悶絶寸前、日曜日の夜から何も食べていない空腹で瀕死状態だったところに白衣の天使がパンを差し入れしてくれた
面会ができないため売店で買った物のみ差し入れ可能なので母が買って来てくれたカレーパンとチョコパンだ
普段なら進んで食べないような見た目のパンでもとても美味しく感じられた
退院後の過ごし方やリハビリを終えて母と再会
姉も一緒に来ていたので3人で私が休職中の食料と日曜品を買い込み帰宅

抜糸までは1週間、指が動かせるようになるまでは2週間かかるのでそれまでは運転や指に負荷がかかるようなことは一切禁止された

骨がくっつき始めてピンが抜けるまでに約3か月、その時は部分麻酔で取るらしい
現状松葉杖なしではまともに歩けない状態で常にジンジンとした痛みが付き纏っている
なんとなくずっと他人事のように感じていたが痛みが現実を突きつけてくるようで少ししょんぼりもしている

今後の経過はまた書いていこうと思う

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