運命変革の法「運食同源」象気功

運命変革に不可欠な条件は「健康」である。

不健康でいつ死ぬかわからない状態では運気も運命もへったくれもないのである。

とにかく、年齢に関係なく健康で若々しく元気であることが何よりも重要である。

当たり前である。

象気功は当たり前のことしか言わないのである。

健康の第一は食生活である。

氣道のバランスやマントラの効果以前に、食生活により、血液の状態が変わり、体の組成が変わり、脳機能が変わり、細胞の活性度が変わり、運気・運命が大きく左右されるのである。

身体の組成を決めるのは食生活である。

脳も含めて、身体は食べたものからできているのである。

いつも言うことであるが、人間の生命体としての原点は小腸にあり、ルーツを辿って原生動物などまで遡ると、食物を取り入れて栄養素を吸収して出すだけのいわば管であったわけである。

その取り入れる食物によりその生命体の組成が変わり健康状態や寿命が変わるのは当然である。

人間の運気・運命の根本を決めるのは食生活であるとも言えるのである。

良いものを食べれば人生は良い方向に向かい、悪いものを食べれば悪い方向に向かうのである。

ろくなもんを食ってなけりゃ、ろくでもない人生になるのは必然である。

身体には慣れという機能があり、慣れたものが美味いということになるので、悪いものを食べ続けると、悪いものが美味いという悪循環に陥るのである。

つまり、個々の好みは親の食生活あるいは育った環境による影響で決定されるのである。

ジャンクフードが好きな親に育てられれば、そのような食習慣が好みになるのである。

それなりの食生活をすればそれなりの人生になるのである。

人間は幼児期に慣れ親しんだものが食の好みの基本となるのである。

しかし、それは「慣れ」を修正して変えることができるのである。

もちろん、高級で奢侈豪華な食事をすることが運気をよくすることではないのは言うまでもないことである。

たとえば、高級な霜降の牛肉を常食すれば高脂肪、高コレステロール、高カロリーの食事となり、高脂血症から動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等に罹患して健康を損なうのは周知のことである。

いずれにしても、先祖代々から受け継がれたDNAの縛りによる持って生まれた運気・運命があるが、それをできる範囲内で変える方法のひとつが食生活の改善である。

さて、「運食同源」とは何か？ 運気を上昇させる食事法とはいかなるものか？ ということを、運命マニアの象師匠が運命変革の重大な要点を詳細に解説するのである。