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【回想録】留学2年目の大きな変化

フィレンツェ留学2年目に入っていろいろな変化が訪れる。

きっかけは北斎の木象嵌と学生時代からの友人にウェブサイトを作ってもらいブログを始めたこと

まず北斎の木象嵌を見て、1年目に知り合ったフィレンツェの芸術一家の
当主であるアーティストが合同展に出してみないかと声をかけてくれる。

今考えてもすごいメンバーでCortona/コルトーナでのその展示会に参加させてもらった。

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Cortonaはトスカーナ州の小さな丘の上の町。
芸術的な街でレベルも高くアートギャラリーが多い。

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2種類のパネルとアンティークテーブルの天板に嵌め込んだ作品

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自分が作ったもので展示会に参加できる。
想像もしていなかった事で何もかもが初めて。
一緒に出展した彼らにもらったアドバイスは今でも役に立っている。

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師匠のレナートが招待された国際職人展にも一緒に参加させてもらった。
実演をしながらの展示はとても刺激的で他の職人さんとの交流も広がった。

そして日々の様子を書いていたブログを見てテレビ取材のお誘いがかかる。
その前にもラジオに出演させてもらったりもしていたのですがまさか自分がテレビに出るとは。。。

「グッと地球便」という海外に住む日本人をドキュメンタリー形式で取材する番組。

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Cortonaでの展示会の様子や工房での作業、アンティーク市での買い物の様子などを撮影してもらった。

確実に何かが変わった2年目。
「石の上にも三年」、もう一年いたら技術が自分のものに出来るのでは?
そんな気持ちもあり留学をもう1年延長。
フィレンツェにどっぷりと浸かっていく。。。

続く

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