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自分の生活の中にもエンリッチメントをとりいれたい

昨日読んだ本で、面白いことを知った

エンリッチメント
動物翻訳家:片野ゆか著:978-4087456660


これまでの動物園展示のやり方を変え、動物たちをイキイキさせる環境作りを整えようとする活動の紹介。
何年も前からそういう施策が行われていたようだ。
北海道の旭山動物園とかなら知ってる。ああいうやつだね。

エンリッチメントとは

エンリッチメントは、飼育動物の環境を改善していくのに使われる例が多いようで、環境エンリッチメントとかいわれてるようだ。
辞書で引いたら、


enrichment
名詞
1.豊かさ、質の向上、豊かになること;濃縮、補強、強化
2.豊かにするもの


とあった。もしかして日本人が作った造語かな?って思ってた。
辞書にも出てくる言葉のようだ。
別に動物園の動物専用の言葉でもないようだ。

自分に照らしてみる

引用:プロローグから


>限られたスペースで長い時間を過ごす動物たちの日々に、刺激や楽しめる時間を少しでも増やしていこうというもの


人間である自分にもあてはめられないかな?。って思った。
自分も、今の家なり仕事なり、地域なりの限られたスペースで長い時間を過ごす。
動物園の動物ほど物理的に狭くはないにせよ、限られたスペースなのは同じだ。

引用:プロローグから


>環境エンリッチメントのいいところは、例えスペースや予算が限られていても、飼育員の努力と工夫次第でかならず実践できることがあるという点です。
>本来の行動や生態、個体の好みなどに合わせて創意工夫を重ねることで、動物たちはあきらかに変わっていきました。


自分に当てはめて考えるなら、理想の自分が現実の自分を飼育していて世話をしてる。って置き換えられる。
理想の自分が、現実の自分をイキイキさせようと、環境を工夫と努力の力で変えていこうとする。
できそうじゃない!?。

なにができるだろう?

ひとまず、あまり考え込まないで浮かんだこと、思いつくままにやりたい。
うれしいこと、いいことがあったら、忘れないように書き留めて、それをずっと考えるようにしようと思う。
楽しいことを考えてる間は、幸せだ。

ありきたりだけど。忙しい毎日、社会に出て働いてると、楽しいことばかりではなく、辛いこともいっぱいある。
仕事が終わるとぐったり疲れてる。
嫌だったことを考えてる間は、不幸だ。
楽しかったこと、うれしかったことを忘れてる。思いだそうとしても思い出せないことがある。

今に集中して今を大事にする。今を幸せに生きたい。

最近あったいいこと

今週の初め、うれしいことがあった。
カメラのアルミケースが届いたこと。
カメラを外に持ち出さなくてはいけない事情ができて、じっくり選んでアルミのカメラケースを注文していた。
それは、ごつごつのぴかぴかで軽くて丈夫で、無骨で美しかった。
ずっと眺めていられて自然と顔がにやける。大事なカメラを大事に保護できる。収まりもちょうどよかった。
いいケースに入れて、それだけでいいものができるような気になった。

小さな幸せがいっぱいになるよう環境を整えたい。

以上

_202006101303

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