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絵本でほんのりカフェ気分【16】『新聞記者さんの取材について 』

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第16話(新聞記者さんの取材について)


少し前のことにないます。
Maxは第一作目の絵本を出版した後に、商工会の無料相談員の方からご指導を受けて、プレスリリースを配布してみました。
配布先は地元のテレビ局と新聞社で、内容は「取材をして記事にして下さい。」というお知らせです。

それでもぜんぜん反応がなくて、なかなか知名度を上げることは難しいなと落胆していた時でした。

★新聞社に絵本を見てもらいに出かける。

最初は知人からのご紹介で、新聞社の方と電話でお話しをしました。
そして新聞社に絵本を見てもらうために持参することになったのです。

いよいよ当日、Maxは緊張して新聞社に赴きました。

直ぐに新聞社の応接室に通されて、しばらくして記者さんが大きめ目ノートと筆記用具、それにカメラを持って入って来られました。

もしかしてと思ったMaxは、絵本のコンセプトや内容、子どもたちへの思いなどを、息もつかずに話し続けました。

その後は記者さんの質問攻めにあって、Maxの人生を多岐に渡って聞かれました。
さすがに記者さんは、色々な質問をして、これと思ったら深く突っ込んで来るのです。

★40年以上前に作った詩を思い出す。

絵本の原作を書き始めたルーツについての話の時に、Maxが最っとも印象に残った質問が、20歳の頃に作った「おんぼろ車」という詩でした。

新聞記者さんに教えて欲しと言われて、結構すらすらと思い出したことも驚きでした。

恥ずかしながらご紹介しておきます。

 「おんぼろ車、おんぼろ車、
   色あせて錆付いた、おんぼろ車
   君ももう一度、走りたいんだね。
   高速道路を」

この詩に曲をつけて、へたくそなギターをつま弾きながら口ずさんでいたのは、もう47年前のことです。

★生まれて初めての取材

それから、絵本を持った写真やお話しをしてる写真をたくさん撮られて、やっとMaxは、これは取材だったんだと確信しました。

帰りに記事にしますと言われたMaxは、絵本もさることながら「おんぼろ車」の詩はどうなるのかが、とても気になっていました。

でも後でわかったことですが、記事では、「おんぼろ車」の詩は没になってしまったのです。

Maxは、残念でもあり少しほっとした気分でもありました。

今回はこのくらいにして、次回記事の内容についてお話しさせていただこうと思います。


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