すべての汗よ報われろ。
昨日の記憶が部分的にない。
それくらいきつい稽古だったのだ。
でも、実際トップ選手の練習量の半分以下。
同じ人間とは思えないよ。
心臓が爆発しそうなくらい動いて
ゾンビのような状態で水を飲む
少し休んで、心臓を爆発させにいく。
「心臓を捧げよ!」
心の中で叫んでみた。
心の叫びは虚しくこだまするだけで
横隔膜の痛みは激しさを増す。
「自分に甘えるなぁー!!」
親友兼師範の明るい怒声が響く。
汗を汗で流す。
時計の針は一向に進まない。
すべての汗よ報われろ!!
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