見出し画像

【ワーホリ】グレートバリアリーフに潜った感想【ダイビング】

こんにちは、ズーミンです。

今回はオーストラリアの世界遺産、グレートバリアリーフにダイビングしたときの話を書こうと思います。

といっても潜ったの昨日なので結構新鮮に書けるかな、と思ってます。
とはいえそれだけじゃインスタの日記に書いた通りで記事の内容としては薄い気がするので、もうちょっと前回の記事と通じるようなことも書いていこうかなと思ってます。

閑話休題。グレートバリアリーフはどうだったのか。
結論から言うと、うーん……?て感じでした。
はあ?すごかっただろ?世界遺産なんだぞ?って思う方、気持ちはわかりますがいったん落ち着いて読んでください。

皆さんもご存じの通り、グレートバリアリーフは世界最大のサンゴ礁地帯で、あまりに大きすぎて宇宙からでもその存在を確認できるそうです。
そんなすごい世界を目の当たりにして、なぜ微妙な感想なのかを書いていきます。

船酔いがえげつなかった

正直これは自分にとっては想定外で、しかも一番大きな理由かもしれません。
僕はあまり乗り物酔いはしないタイプで、正直今までの人生で吐くまで酔ったのは昨日が初めてでした。

もちろん酔い止めはできるだけ飲むようにしていますが、持ってきていなかったのと外国で薬を買うことに抵抗があったのと謎の自信が相まって飲まなかった結果、惨憺たる思いをしたというわけです(無論、上の理由はすべて言い訳です)。

それにしても出るものが何もなくなっても出続けるってほんとなんですね。ダイビングの後寒かったのでひたすらお湯を飲んでいたのですが、そのままお湯が出ることになるとは思いもしませんでした。
マーライオンの気持ちが分かったぜ…

あまりにもひどかったので豪華なランチも午後のダイビングorシュノーケリングもすべてパス。なんなら午前のダイビング後、海面に戻ってそのまま吐いてましたからね。おさかなさんが群がってました。綺麗だったなあ。

天気が悪かった

これはもう運としか言えない部分もあるのですが、とにかく天気が悪かったです。
風は強いわ雨は降りだすわ寒いわで参りました。ここケアンズだよね?

いやね、ダイビングは海中で行うものだから雨だろうが雪だろうが強風だろうが海中にはあまり関係ないんですよ(ただし雷は除く)。
とはいえ晴れてるのと曇りなのとでは海中の美しさがまるで違います。まさに雲泥の差。いや雲晴れの差?

加えてサンゴ礁というのは基本的に暖かく浅い海に広がっているもの(地学の授業でやりました)。であればなおのこと日光が届きやすい=美しく見えるはずなんですよ。それなのにねえ……

ちなみに船で一緒になった日本人のお姉さん(日本人はこの船に僕と彼女だけでした)は経験本数200本以上というベテランでしたが、沖縄のほうが透明度高いって言ってました。

さほど新鮮味がなかった

これ、意外と大きいです。
僕は言うても経験本数で言ったら20本も潜ってないくらいのペーペーなのですが、ダイビングって基本的に潜って海中の景色見ておさかな見てうわぁ!って感じです。それはどこの海でも一緒。

そりゃあ魚にしてみたら国境なんてないんだからそうだろ、とは思いますが、海中の生物を詳しく見分けられるほどの知識も近づけるだけのスキルも持ち合わせていないので、いやでも同じに見えてしまう。

いや待て、とはいえ腐ってもグレートバリアリーフ。素晴らしいサンゴ礁が見れたんじゃアないのかいっ!?(ジョジョ風)と思われるかもしれません。
確かにサンゴ礁は素晴らしいです。ていうか本当にでかいです。泳いでも泳いでもサンゴ礁。それだけに晴れてればどれだけよかったことやら…

でも、さきほどの魚と同じで、サンゴ礁も色とりどりではありますが詳しい違いなんて分からないのです。そしてその状況は言ってみればサングラスかけたまま色とりどりの花が咲いてるお花畑にいるようなもの。

え、それめっちゃ素敵じゃん!って思うでしょ?でもずっとそこにいられます?飽きるでしょ?だって話せないんだもの。ひとりできれいなお花畑に行っても、十分写真撮ったら満足しませんか?早い人なら5分で飽きると思う。

そして運がよくなかったのか、これといった大物に出会うこともありませんでした。先ほどのお姉さんは「マンタが見れるかもしれない」と言っていましたが出会えませんでした。残念。

結局グレートバリアリーフはどうだったのか

じゃあグレートバリアリーフはお勧めしないのか?といったらそんなことはありません。というか、僕の臨んだ状況はグレートバリアリーフの魅力の2~3割程度しか見られなかったんじゃないかと思います。
同時に、僕のダイビング時のコンディションも過去最悪なものだったので、それもこの感想に拍車をかけていると思います。

なにより、僕が行ったツアーは、ホテルからの無料送迎/豪華な朝食と昼食/コーヒーやワインやお菓子/無料の体験ダイビング/シュノーケリングのガイド/などがすべて含まれていた上、船のスタッフも乗客もみんな陽気で親切でした。ほんとみんな気にかけてくれてありがとう。。

つまり僕が言いたいのは、また必ずリベンジするってことなのです。だってあのグレートバリアリーフなんだぜ?このまま引き下がれるかいってもんよ!てやんでぇべらぼうめ!

えー思ったより長くなってしまいましたが、ここまでが感想です。
ここから先は前回の記事を読んだ方が理解しやすいと思います。
(別の記事に飛ぶのが面倒な方はこのまま読み続けるかそっ閉じもOKです)

それを踏まえて今後どうするのか

で、僕がグレートバリアリーフのツアーに参加した目的はもう一つ。
それは、自分の中に湧き上がってきた目標が自分にとってどれだけゆるぎないものかを確認すること。

前回の記事でも書きましたが、ケアンズに来て「ダイビングのインストラクターになる」という目標ができました。
そのくせまだグレートバリアリーフに潜ってないので、まずはどんなものか見てやろう、という気持ちもあって参加したのです。

……が、まあ皆さんも読んでいただいた通りかなり悲惨な結果になったわけです。いやーここまでひどいとは予想だにしなかったぜ……
特に船酔いがほんとにきつくて、帰りは横になりながら「おとなしく陸(おか)で働こう……」って思ってました。

で、一夜明けた今日、自分の中でどんな気持ちなのかを改めて確認してみました。

「やっぱりインストラクターなりたいかも……」

これはちょっと僕としても意外でした。いやお前、昨日あれだけ悲惨な目にあってまだ懲りてないのかよ……2万円払って吐き散らかしてきただけじゃないか(だけではない)。

やっぱりどう考えても、僕の夢との相性が良すぎるのです。それに友達を誘って遊べるというのは本当に大きい。
それからこちらに来てつくづく思いましたが、手に職(資格)があるというのは非常に大きなことなのです。

じゃあ本格的にそれに向けて動き出すか…!というのもありますが、まずはそれにいくらかかるのか、どれくらいの期間が必要なのかなど調べることがてんこ盛りです。とりあえず明日、時間があったら近くの店に聞きに行こう。

最後にはなりますが、さんざんこき下ろした昨日のグレートバリアリーフの写真や動画を載せておきます。画質悪くてすみません。
これで魅力度2~3割(僕個人の感想)なので、状況次第では素晴らしい経験ができると思います!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?