見出し画像

「聖火リレー」

ニューフェイス 第11回

今回は、2024年パリ五輪の聖火リレー(Olympic torch relay)です。

ギリシャ共和国のオリンピア市は、古代オリンピック発祥の地。4月16日にヘラ神殿前で”聖火採火式”が行われました。

現地での聖火リレーのニュースに、日本の若者たちの姿が映っていました。小柄で幼顔のランナーが、真剣な面持ちで大きなトーチを差し伸ばし、聖火の炎をギリシャ人ランナーのトーチに繋げたのです。なぜ?・・・。

小柄な日本少年がギリシャで聖火リレー?

実は、彼らは愛知県の中学生で、故郷の稲沢市とオリンピア市は姉妹都市(1987年提携)。今年も9人の若者が聖火ランナーとして招待され、選ばれた1人が先頭でトーチを持ち、8人はその後ろを走ったのです。 

ギリシャのランナーに、無事リレー

聖火はアテネから帆船「ベレム号」でマルセイユへ運ばれ、フランス各地をリレーして7月26日の開会式で聖火台に点火。パリ五輪のシンボルとして、会場を明るく照らし、雰囲気を盛りあげます。

トーチは大きくて重い!

ちなみにシャンパンカラーの聖火トーチは全長70cmで、小学生の野球バットの長さ 。最大直径10cmで、一升瓶の太さ。重量1500gで、500ml入りペットボトル三本分のビッグサイズです。
ちいさなランナーには、かなり重荷でしたね。 かいのどうぶつえん 園長

パリ2024オリンピック競技大会:2024年7月26日〜8月11日

        ☆姉妹都市提携のいきさつ
オリンピア市と稲沢市は、ともに紀元前にさかのぼる歴史を持つ古い都市で、多くの遺跡や文化財があること。古代オリンピック競技は裸で行われ、稲沢市の”はだか祭”と共通すること。両市とも平和を願い、非核平和都市宣言をしていること。以上の3点をきっかけとして、1987年(昭和62)8月22日姉妹都市提携。(稲沢市オフィシャルサイトより)
※トーチの燃焼部品とガスボンベは、愛知県豊川市のガス機器会社製造。
      ☆パリパラリンピックの聖火(8月28日から 9月8日)
聖火はギリシャではなく、パラリンピック発祥の地ストーク・マンデビル(イギリス)で採火し、フランスにリレー。

少年ランナーは、現地で拍手喝采!

     貝は「割らない」「塗らない」「削らない」

          第11回 「聖火ランナー」
★ギリシャ人ランナー:アマオブネガイ/スズメガイ/スガイ/ジュドウマクラ/ハナムシロ/ヒメカノコ他
★日本中学生ランナー:アマオブネガイ/スズメガイ/スガイ/ハツユキダカラ/ヒメカノコ/タモトガイ他
★ トーチ:ウストンボガイ/サクラガイ(炎) 
★ オリンピア市の石畳:ヒオウギガイ

子供用読み聞かせパネル

☆かいのどうぶつえん 葉山図書館作品展開催中 6月25日~8月25日
https://www.town.hayama.lg.jp/library/tennjimoyoosi/11458.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?