正直不動産2巻9〜10話 どうぶつ不動産による解説です。 ネタバレ注意!

今回は建築条件付土地売買についてです。

土地の売買契約終結後の一定期間内に、土地の売主の指定する建築工事請負契約をすることが条件。

要するに家を建てる約束付きの土地を売ることです。

不動産屋さんにとってのメリットは、

建て売り住宅より売れなかった時のリスクが少ないことがあります。

また本来、不動産屋さんが得られる仲介手数料は土地の分だけなのですが、建物との売買契約にかえることで土地だけより利益をあげられます。

買主さんにとってのデメリットは、
施工会社が決まっているので、注文住宅のような自由度はないことです。

この物語では、土地の持ち主である工務店が酷い設定になっていて、嘘をつけない営業マンが困ってしまうというお話です。

正式に依頼していない下請けにとても安い値段で丸投げしてしまうので、欠陥住宅になってしまっていました。

その解決策として、全棟をまとめて買ってもらうNPOを見つけて、下請けにちゃんと契約させるという方法をとりました。

めでたしめでたし!
みんなが幸せになる。
利益を得られる方法を考えつける!
そんな不動産屋さんにならなければならないと改めて考えさせられました。