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ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

緊急事態宣言が解除されてようやっと世界が元に戻ろうとしてますね
まあ私はまだまだおうち時間過ごさなきゃいけないんですけれども。
もし第二波が来て秋冬の舞台が中止にでもなろうもんなら所構わず無慈悲に背負い投げして回るのでくれぐれも油断のないように私も気をつけます。

さて、段々と平和が取り戻されつつあっても中止になった舞台は戻ってきません。
私の観劇もストップしていて書ける観劇記録はないのですが、せっかく時間もあるので観劇記録以外にもいろいろ書いていきたいなあと思います。
とはいえ私の人生そこまで面白いことは起こってないのでただただ私が好きなものを好きなように語るだけです。
何の特があるかといえば特にないです。強いて言えば私が楽しいぞ

長い前置きはこの辺にして、要はとにかくこれについて書きたかっただけです
この自粛生活の中で自分でも引くほどお世話になりました。
任天堂『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』。
何を今更?って感じかもしれませんが今年に入ってようやくSwitchを手に入れた私にとってこの話題は今最もアツいトピックでございます。
このゲームがマジで凄くていつかどこかで語りたいと思ってました。今じゃん!
ゆうても私頭いい考察とかはできないので、ただ好き!って言うだけね

私ゼルダの伝説シリーズがとにかく大好きなんです、何が良いって
①ストーリーが本当に良い
②アクションと謎解きの塩梅が最高
③地道なレベル上げ作業とかがいらない
他にもキャラクターが魅力的とか音楽が良いとかいろいろあるけど大方これです。
奥が深くて夢中になれるけどストーリーをクリアする上では全然難しくなくて楽しみやすい、これが完全私的ゼルダの魅力です。

ただこのブレワイは今までのゼルダとは一味違います。
いや正直一味どころではないよね!今までいろんなゼルダシリーズやってきてたので本作初めてやった時はこれ本当にゼルダ??と思うくらい驚きました。
今回はこの驚きなどを中心に紹介していけたらなと思います。きっと長いです。

大厄災と呼ばれる災害が起こり ハイラル王国は滅亡した。
それから100年後
主人公リンクは地下遺跡で永い眠りから目覚め、
不思議な声に導かれて大地へと踏み出す。
(ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド 公式HPより)

本作はこの不思議な声に呼び起こされるところから始まります。
これがねなんとね、ボイス付きなんですよ………!!
今時ボイス付きの何が珍しいって訳ではないのですが、今までのゼルダにはなかった要素なので思わず「えっ喋った.......」って声に出るくらいヤバイです
イベントムービーに限りとはいえひっくり返るくらい驚きました、だってもう映画になっちゃうじゃんこんなの……
そういえばいつも変えられる主人公リンクの名前も変更できなかったのはこういうことだったのね…でも頑なにリンクが喋らないのはいつもどおり。安心。
いやはや開始10秒で驚かせてくるブレワイ、マジで侮れません

そして目を覚ました主人公は、声に導かれるまま外に出ます。
こちら第2の驚きポイントです。

いや広ッ………そして綺麗すぎ……何………??
ここで自分が今やってるのが本当にゼルダの伝説で合ってるのか一度疑ってパッケージを確認します。それくらい進化していてもうただただ言葉を失いました
奥に見える火山はもちろんその他の山々たくさんありますが、見えてるとこはだいたい全部行けます。実際この写真もごく一部なのでもはや無限大です。
そうなんです、このゲームとにかくマップが広い
最初の最初はエリアが限定されてるのですがそこだけでも時のオカリナのハイラル平原くらいあります。そしてその外にはありえないほど広い雪原や火山、砂漠が広がってて一体クリアに何ヶ月かかるんだろう...って本気で思った
驚くほど広大なマップ、そして意味わかんないほど全部行けます
今までのゼルダってある程度自由はあるけどなんだかんだで行けない場所っていっぱいありました、というかストーリーを進めたりコンプ要素で必要な場所以外は行けないようになってるんですよね。
だけど本作はもうそんなの関係ねえ!って感じです。全ての木、全ての岩、全ての建物、そこがマップの限りでない以上本当にどこでも行けます。
今までこういうオープンマップ系のゲームってやったことがなかったので、しかもゼルダでこんなものが実現しちゃってこれを驚き以外でなんと表せば...?
どこまで行ってもなかなか世界の果てが見えないので本気で冒険してる気分になります。新しい場所とか来るとワクワクしちゃって気分はまるで海賊王です

そしてこのゲーム、マップもそうだけど進行に関しても本当に自由!!
違う言い方をすればめっちゃくちゃ放任主義です。
最初はちゃんと案内役もいてある程度ミッションをこなしていかなければいけないのですがそれが終わってしまったらあとは好きにして!と言わんばかりの自由度。
一応メインミッションという形でやるべきこと、行くべき場所は提示してくれるのですが、実はそれこなさなくても直接ラスボスの元に行くことも可能になってます。めちゃめちゃ凄い人は40分程度でラスボス倒してしまうとかしまわないとか...
どのようにゲームを進行させていくかは完全にプレイヤー次第、とりあえず最後にラスボスを討伐できれば後は何やってもオッケーなのがブレワイの世界です。
あとこのゲームとにかく説明がないです。最初の最初は本当に訳の分からないまま冒険を進めていくことになります。

というのも本作の主人公リンクは100年間眠りについていて記憶を失っているという設定。ストーリーを進めていくと過去を知る人物に会ったり見覚えのある場所に行ったりして記憶を取り戻し、100年前に何が起こったのか、なぜ100年もの間眠りについていたのかなどの疑問を主人公と共に解消することができます。
段々と紐解けていく過去、全てを知ったときこのゲーム、このシナリオがいかに凄いのかを身を持って知ることになりました。とにかく鳥肌が止まらない!
思えば今までのゼルダには相棒的存在がいた気がします。時に敵の弱点とかも教えてくれる心強い相棒がいたはずなのですが、ブレワイにはそんなもんいません!!
旅先で出会う人に話しかけてアドバイスを貰ったり、ロード中のTipをちゃんと読んだり、積極的に冒険のヒントを仕入れていかないとかなりハードモードです。情け無用のこのブレワイの世界では情弱は死を意味します。
100年経って滅んだハイラルでは基本的に誰も助けちゃくれないので頼れるのは自分だけです。最初マジでハイラル民全員死んだのかと思って孤独に震えてたのですがちゃんと人もいるんです。初めて会えた時の安心感半端なかったよ
ちなみにボス戦に関してはあまりにも手こずってると痺れを切らした天の声がアドバイスをくれます。あとはもう観察して察していくしかありません。

待って、このゲームハードル高くない?そうなんです、難易度バリ高い
今までのゼルダとさして変わらないだろうとナメてかかった私は案の定コテンパンにやられました。最初のここで何度ゲームオーバーになったことか!
まず最初は丸腰です。そこらへんに落ちてる木の棒を拾ったり、敵が持ってる棍棒等を奪い取ったりして身の回りを固めていくのですが、せっかく拾った武器も秒で壊れてゆきます。拾っては壊し拾っては壊しがこの世界での常となります。
最初の村や森で貰えるような練習用の剣とかありません。マスターソード入手までその剣1本で耐え忍んでたの信じられないよねこれやっちゃうと
心許ない装備で挑んだ敵にやられ、高いところから落ち、寒さに凍え...最初のエリアだというのに即死要素がそっこらじゅうに...今までのゼルダと全然違うってことと難しさを身に染みて感じることになりました....
ただ!説明もなくて難しいだけのゲームだったらここまでハマってません。
先程も言った通り、このゲーム進め方は自由なので敵もさほど倒す必要ないんです。なので装備が足りなかったりハートが少ない時は逃げてよし!だってレベル上げとか必要ないし!!!
冒険してれば自然と装備は良いものが手に入るし、回復アイテムもめっちゃくちゃいっぱい持てます。なのでどーーしても戦わなきゃいけない!って状況になってもアイテム大量に持ってゴリ押そうと思えば全然ゴリ押せるのです。
そう考えると回復量のさほど高くない薬を数個しか持てなかった過去作とどっこいどっこいの難しさなのかなあとか思っちゃいます。
本作は戦い方も完全にプレイヤー次第。慣れてしまえばこっちのものです。
要は難易度は高いけど、それをカバーできるだけの自由度もあるということです!

全部自分次第なスタイル、進め方や戦い方の自由さに最初は戸惑いはしたものの、無限の可能性を秘めた本作にすぐに虜になりました。やることやること全てが面白くてのめりこんだあまり、終わってしまうのが嫌でラスボスの前で1ヶ月くらい放置したほどです。
でもやっぱりエンディングが見たいからテレビの前で正座してラスボス倒しました。ゼルダのラスボス毎回たいしたことないのなんでなんですかね?(褒めてる)
そこに至るまでにかき集めた記憶ムービー全てに鬼感動してたのですがエンディングはもう意味わかんないくらい良すぎて吐きそうになりました。好き.....
ゲームにこんなに心臓タコ殴られたのは本当に久々です。

もう終わると思ってるっしょ?まだ語るからね

私が本作を好き!!って思ったのはこういったゲームとしての特徴もあるのですが、一番はハイラルの歴史、言うなれば過去作の雰囲気を感じられるからです。
私こういう違う作品だけど同じ世界線!っていう系の作品めちゃくちゃに大好物です、わかりやすい話アベンジャーズとかMCUみたいなやつ鬼好きなのね。
今までのゼルダの伝説も直属の続編もあるけど基本的に全部違う作品でいろんなリンクがいろんなゼルダを助けたり助けなかったりしてたと思うんです。
そしてねこの歴史ちゃんと繋がってるんですよ。ヒィ!!

このような形でハイラルの歴史はつながっています。ちゃんと公式なのすごいよね
だけど順々にやらなきゃ話がわかんなくなるなんて不親切設計ではないので本当にどこから始めても大丈夫、なんなら発売順もバラバラだしね
これいろいろ調べたり考察読むとめちゃめちゃ面白いです。マジで世界史くらいの規模感でおったまげたよ私は
本題のブレワイはすべての時系列の最後に位置してますので歴史の細かい流れは関係ないので割愛!ハイラルには脅威に襲われては勇者に救われの繰り返しの歴史があるよってことだけ知ってくれたらもう十分でございますよ

これもまさにブレワイがいろんな歴史の巡り巡った末の世界ということを表してるなあと感じます。つながりを匂わせてはいますが、具体的にどの世界線からどう繋がってるかまでは明言されていません。これが本当に良い塩梅で絶妙にいろいろ想像させてくれるから楽しいんですよねゼルダの伝説はね!
隅々まで冒険したり細かいところまで見たりすると結構いろんなつながりが見えてきて面白いです。
例えば本作で登場する地名や遺物などに過去作の登場人物の名前が使われていたり、旅先で出会う人物や遺跡物の語っている伝説がまさに過去作そのものであったりなど!
進めていくとあっこれあの作品の!とか感じることがたっくさんあるんです。
もうこれがエモすぎてですね!!新しい風吹かせながら今までのファンの心も掴んでくるって何でしょうね?だからゲームも映画もシリーズものやめられない!
なのでまだブレワイしかやってないって人は他作品プレイしてからまたやってみると違った一面が見れたりするんじゃないかなあと思います!私もまだ全部プレイしたわけではないのが悔やまれるので今片っ端からやっております!
そう思うと本作はマジで集大成って感じよね。ただピリオドは打ってほしくないのでこれからもいろんなテイストの作品が出てくれることを期待しちゃいます!

あと私ね、少年少女が重すぎる宿命とか使命を背負う系の作品て大好きなんです。
だから新海誠監督の「天気の子」とか大好きです。鬼エモい
ゼルダの伝説もまさにそれで。作品によってまちまちではあるのですがだいたいどの作品でも主人公リンクやゼルダは子供〜十代半ばくらいの年齢です。
なのにそういう星の下に生まれてしまったが故(て説明は軽率な気がしなくもないけど)、世界を救う者としての宿命を背負ってバカデカイ脅威と戦うっていうのがなんかもうエモくてエモくてたまんないんですよね。伝わるかなこれ
なのでゼルダの伝説のストーリーはハマりやすいんです私。本当に。

さあそんなこんなでもうとんでもない量書いてます。もう終わります。
このゲーム凄いところがいっぱいあって正直語りきれないなあ
私が個人的に驚いたこととかエモいこと書いて終わってしまったけど、私が楽しめたのでそれでよし。
こう頭の中で思ってた好き好きポイントを実際文章化すると自分でも違ったポイントが見えてきて面白いです。あとシンプルに楽しい。
好きなものをもっと好きになれます、好きの発信これはいいぞお〜〜
定期的にやります。誰が何と言おうとも。
とりあえず私の好きなものを語るだけシリーズ、ブレス・オブ・ザ・ワイルド編はこれにて終幕!噂によると続編も開発中とのことなので発売したらまた語る!
あー楽しみだ!!

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