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#4 ATプログラムについて

こんにちは、ZONOです笑。

昨日、先輩からこのお決まりの挨拶をダメ出しされましたが、他に何も思いつかないので、今は一旦このまま継続して使っていきます。先輩すみません笑。

今日はAT(アスレチックトレーニングまたは、アスレチックトレーナー)プログラムってどんな感じなの?っていうのを紹介したいと思います。でもその前にATって何?ってところから始めましょう。1990年からATはAMA(American Medical Association)から医療従事者として認識され、主に怪我の予防、認識、管理、リハビリを専門とした職業です。働く場所によっては、その他の業務も任されたりもします。アスリートや患者さんを対象にサービスを提供し、働き場所としては高校、大学、プロスポーツチーム、クリニックなどがあります。例を挙げるとすれば、スポーツ中継などで怪我をして動けなくなっている選手にチームスタッフが駆け寄っていくシーンを見た事あると思います。そのスタッフがATです。

次に、ATプログラムとは新しいATを育成する教育プログラムのことで、学士(undergraduate)または、修士(master)と2種類あり、どちらも2年間のプログラムです。昨日述べた通り、このプログラムを修了する事で国家試験を受験する権利が得られます。しかし、2022年からATCになるための最低学歴が修士に引き上げられてしまうため、学士のプログラムはあと2年で無くなります。2022年以降にATプログラムに入学したい場合は、最低学士以上の学位が必要です。現在この変化に伴い、全米で学士のプログラムが減ってきています。僕の卒業した大学も学士のプログラムが今年から廃止になりました。また、プログラムに入るために幾つか事前に履修しておかなくてはいけないクラスがあります。そのような履修クラスをPrerequisiteと呼びます。この単語発音するの難しいんですよ。留学した直後は全然うまく言えなかったです。因みに、履修クラスの種類は学校によって異なります。

最後に、実際のATプログラムの内容についてですが、解剖学、生理学などはもちろんのこと、その他に物理療法、怪我の評価、リハビリ、テーピング、マネージメント業務のクラスなどがあります。僕の卒業した学校を元に説明させていただきますが、基本的には午前中に授業があり、午後からはClinicalと呼ばれる実習があります。実習場所は高校&大学スポーツ、クリニック、学校によってはプロスポーツチームなども含み、現場での実戦経験を積むために行われるものです。学期ごとに獲得しなければいけない実習時間数(Clinical Hours)が決まっていて、時間数が満たない場合は単位を取得する事が出来ません。PT(理学療法士)の専門学校では、1~2ヶ月間授業がなく、実習だけを行う期間がありましたが、ATプログラムではそういった特定の期間は設定されておらず(夏を除いて)、定めらた時間数を満たすために、自分でスケジュールを組んで実習を行います。これ以外にも卒業研究をカリキュラムに組み込んでいる学校もあるので、授業と実習とは別に自分で時間を見つけて行なっていきます。

学校によって、プログラムの構成は変わってくると思いますが、概要はこんな感じだと思います。もし、ブログを読んでいる人で興味があったら参考に。

ではまた明日!

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