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小1の壁、我が家の実感

こんにちは、ぞみーです。

この休日、Twitterで「ワーママツイオフ」というものが開催していました。

8年間ワーママをやってきた私にとって、他のワーママが頑張っている様子を拝見するのは、とても力になります。

また、悩んでいらっしゃるワーママの何かしらの力になれればと思い、毎回参加させていただいています。

今回は1月ということで、新年度に向けてのお悩みを持たれている方が多くいらっしゃるように感じました。

中でも話題となっていた「小1の壁」。これについて、現在小2の長男がいる身として、我が家の実感をまとめたいと思います。

入念な準備をして臨んだ小学校入学

まず、我が家も2年前の今頃、小1の壁にビビりまくっていました。

しかも、長男は家の近所の公立小学校ではなく、家からDoor to Doorで45分ほどかかるオルタナティブスクールに通うことになっていました。

そのため、初めての親の付き添いナシの電車通学です。

私の手を振り払って走って行くような子ではありましたが、今まで親の付き添いナシで外を歩いたことなんてない!

そのため、入念に準備をせねば・・・と、あるものを作りました。

それは、、小学校入学WBS!

※WBSとは、Work Breakdown Structureの略で、システム開発の現場でタスクを分解して可視化して進捗管理をするツールです。

ここに、購入する持ち物から通学の練習まで、やるべきことをすべて洗い出して、日付や対応者を決めて書き出しました。

そしてこれを夫に共有して、タスクをアサイン。

IT企業で開発PMをやっていた私の本気を見せました(笑)

買って役に立ったもの

これを今見返してみて、買っておいたことで小1の壁を乗り越える助けとなったものがいくつかあります。

それは、キッズ携帯とGPS。

GPSは「みもり」というものを使っています。

1年生のうちは、慣れない学校、電車通学で疲れてクタクタになって帰ってくることもしょっちゅう。

そんな時に、帰ってくるはずの時間に返ってこない!ということもありました。

時間になっても帰ってこない時に、親のスマホから「みもり」の画面を見ると、どうやら電車で寝過ごして数駅先に行ってしまっている模様・・・

すぐさまキッズ携帯に鬼電しまくって、ようやく起きて電話に出た長男に反対向きの電車に乗るようにと指示をしたことも1度や2度ではありません。。

また、長男は昔から興味を持ったことには直進していくタイプ。

次男の世話をしている間にいつの間にかいなくなって、こちらが大慌てで探しているのに、迷子になっているのに本人が気づいていないということもよくありました。

だから、休日や夏休みに外出する際にもキッズ携帯を持たせておくことで、何かの拍子に離れ離れになった時に連絡が取れてとても重宝しています。

子供にやらせておいてよかったこと

子供に対してやらせておいてよかったことも、いくつかあります。

まずは、一人で通学する練習です。

我が家は電車通学でもあったので、1月から何回かに分けてスモールステップで一人で通学する練習を積みました。

まずは家から駅まで、次は3駅くらい一人で電車に乗ってみる、そして今度は学校がある駅まで・・・

というように、徐々に距離を伸ばしていきました。

そして、一人で買い物してみることも、やってみました。

最初は、某番組のカメラマンのように、親は数メートル離れたところから見守りつつ・・・

これは、普段の学校の最終下校が16時半のために学童に行っていない長男が、長期休みに一人で買い物に行くときに役立ちました。

今では近所のスーパーに一人で買い物は慣れたもので、長期休みには午前中に買い物~盛り付けまですべて自分でやってくれる昼ご飯作りのバイトをやっています。
(家庭内バイトの詳しい様子はこちらの記事で書いています)

それから、一番やらせておいてよかったと思うこと。それは、自分のことは自分でやる習慣をつけることです。

こちらの記事で紹介していますが、我が家では「勇気づけ子育て」の考え方に基づいて1歳から子供が自分で自分のことをやる習慣づけをしてきました。

長男に対して勇気づけ子育てを取り入れたのは彼が3歳ごろからではありますが、小1になる前には自分で着替えや保育園の支度をすることは当たり前。

よく必要だと言われている机に向かう習慣より何より、この自立する習慣をつけていたことが、私にとっても彼にとってもプラスでしかありませんでした。

私にとってのプラスは、言うまでもなくママが手をかけなくてもいいことで楽であるということです。

そして、長男にとってのプラス。
これは、学校の先生から2年生になってフィードバックいただいたのですが、自立していることによって学びに対する準備が整っていて、しっかり学べているということでした。

子供はやらされる学びより、自分から進んでやる学びが一番です。

でも、持ち物の準備や管理が自分でできないなど、学びに対する準備が整っていないと、その後の学びで伸びていかないということなのです。

ちなみに、こちらも質問があがっていた宿題サポート。

これも「勇気づけ子育て」の考え方に基づいて、子供主体でいつやるか、どうやるかを考えさせてやらせています。

詳しくはこちらの記事に書いていますので、よければ参考にしてみてください。

やっておいてよかったこと

最後に、入学前に親がやっておいてよかったことを挙げます。

まずは、入学後の生活をシミュレーションして1日の動き方を考えることをしました。

保育園時代は朝9時に家を出ても、在宅ワークであればなんとか間に合うという生活でした。

ですが、小学校になってからは長男は7時半には家を出なければなりません。

さらに、週1回の給食以外はお弁当を持っていく学校なので、私も長男も、6時半には起きて、お弁当準備や朝ごはんの対応が必要です。

でも、睡眠時間を重視しているので、子供達は10時間は寝かせたい・・・

そうすると20時半には就寝しないといけないので、長男が学校から帰宅する17時半には業務を終了して、夜ご飯、お風呂と怒涛のスケジュールをこなす必要がある・・・

などなど、1日の動き方を考えて、私一人では対応しきれないところは夫に協力を依頼して、3月ごろから早起きの練習をしたりしていました。

また、4月の1か月間の動き方も、夫と調整しながら考えておきました。

最初の1か月は、どうしても通学の付き添いや保護者会の対応などがあります。

その時にどちらがどう動くのか。

ママ一人で回そうとすると絶対大変なので、夫と話し合ってお互いのスケジュールを調整しました。

そして、会社の上司や同僚に4月から長男が小学校に上がることを伝え、子供の対応があることを周知しておきます。

会社のOutlookにも「長男入学式」とか公開予定で書いておいて、「この時期は家庭優先だ」とアピールしていました。


というように、長々と書きましたが、小1の壁を突破するために1月ごろから入念に準備していた私。

おかげで、大きな苦労なく小2になり、もうすぐ小3を迎えようとしています。

幼児ワーママにとって未知の世界で恐ろしいイメージの小学校ですが、準備をしっかりしていれば案外大丈夫なものですよ。

では本日はこの辺で。参考になれば幸いです!




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