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子育て完璧?いえいえ、失敗もありますよ
こんにちは、ぞみーです。
いつも私の発信を読んでくださっている方から、言っていただきました。
「仕事も子育てもいつも完璧で、素敵ですよね~」
ありがとうございます。
でもね、、そんな完璧じゃないですよ~~~!!
ブログにはいい話やうまくいった話を紹介しがちですし、勇気づけ子育てで実際に子育てが楽に楽しくできているので、確かにそう見えるかもしれません。
けれど、私だって実は失敗もいっぱいしています。
なので、今日はそんな私の失敗のお話を書きます。
お兄ちゃんだけズルい
現在小学校2年生の長男は、探究型のオルタナティブスクールに通っています。
オルタナティブスクールとは、文部科学省管轄外の学校です。
シュタイナーやサドベリーなど、海外のカリキュラムを取り入れている学校もあり、最近増えてきています。
文部科学省管轄外の学校のため、公立や私立の小学校と違う部分がたくさんあります。
そのうちの1つが、、給食がないことです。
スクール全体で取りまとめてお弁当を頼むこともできますし、週1回学年ごとにそのお弁当を頼むという日があります。
ですが、基本的に毎日家からお弁当を持っていくのです。
毎日のお弁当作りと言うと、「大変だね~」と言われることも多いのですが、キャラ弁なんて作りませんし、前日の夕食の残り物を詰めたり、時には冷凍食品も使っています。
まぁ慣れれば問題ありません。
でもある時、長男からリクエストがありました。
「ママ、いつもいつも同じおかずで飽きた。ぼく、三色丼を入れてほしい!」
三色丼というのは、ひき肉のそぼろと卵、そして小松菜を細かく切ったものをご飯に載せたものです。
作るのにとても大変という訳ではないので、二つ返事で引き受けて作ることにしました。
でもここで誤算が。
その日はちょっとだけ、冷蔵庫の中身が寂しかったのです。
三色丼の材料はあるのですが、完全に一人分の分量しかありません。
なので、長男のお弁当に入れる分だけ作って、それで済まそうとしていました。
ですが・・・
私がお弁当の盛り付けをしている時に起きてきた次男。。
三色丼を見て、自分の分はないことを知ると、猛烈に怒り始めました。
「ぼくも食べたい!!!にいにだけ、ズルい!!!!!」
次男との約束・・・?
そう言われても、材料がないのに作れるはずがありません。
怒る次男をなだめて、材料がないことを冷蔵庫を見ながら一緒に確認し、材料を買ってきたらまた作ってあげるよという約束をしました。
・・・この約束の仕方が、失敗でした。
朝の忙しい時間帯に泣きわめかれたことで、いつものように時間をかけて話をすることができなかったのです。
少し私も、時計を見ながらイライラしてしまっていました。
だから、適当に「わかったわかった、(買い物したら)作るよ」と言ってしまったのだと思います。
いつ作るというのを明確に約束しなかったので、私の中では「いつか材料を買った時につくる」、次男の中では「明日つくる」となっていたのです。
そして次の日の朝食の時、三色丼が作られていないと知った次男は大声で泣きながら言いました。
「ママの嘘つき!作るよっていったじゃん!!!」
私からすると、嘘をついたつもりはありません。
でも次男からすると、「次の日作ってもらえる!ウキウキ!」という気分だったのでしょうね。
それが彼の中では裏切られたのです。
なんとか分かってもらおうと、いろいろと話をしましたが、もう聞く耳を持ってくれません。
仕方がないので、思う存分泣いていてもらおうと、しばらくの間そっと見守りという放置です。。
10分ほど喚いていたでしょうか。。
少し泣き止んできたので、ちゃんと約束ができていなかったこと、期待していたのにその期待に応えてあげられなかったことを謝り、週末に買い物をしたら必ず作ることを約束しました。
そして週末買い物をして、ようやく三色丼を作ってあげることができたのです。
良い循環か、悪い循環か
勇気づけ子育てでは、
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
という考え方をします。
この考え方をもとに、声掛けをしたり、子供としっかりと話し合うことで、多くの場面でうまく子供への対応をできるようになってきました。
ですがこのように、ちょっと時間や心に余裕がない時は、まだまだ子供へ向き合った対応ができない時があります。
こういう失敗を経験して感じるのは、勇気づけ子育ての対応を積み重ねることが、楽で楽しい子育てにつながっているということです。
時間や心に余裕がないことで適当な相槌を打ってしまったら、そのことで子供は私に期待してきます。
でも、こちらとしては違うことを考えていたら、双方に食い違いが出てしまい、次のタイミングでそれが露見します。
そして、子供の機嫌が悪くなったり、上手くいかないことが起こってしまいます。
そうすると、その大変な場面をなんとか収めようとしなければならない・・・
というように、大変な子育ての循環になってしまうのです。
ですが、勇気づけ子育ての対応が自然にできるようになると、しっかりと話し合いをするため、双方に食い違いは出ません。
私は自分のタイミングで三色丼を作れるし、子供は少し待つ必要はありますが、自分の意志がちゃんと尊重された形になります。
そうすれば、次のタイミングではお互い笑顔で過ごせるのです。
だから、私の子育てがいつも楽で楽しそうに見えるのは、勇気づけ子育ての対応をしていることで良い循環が生まれているからだと思うのです。
時には失敗もありつつも、日々の生活の中で少しずつでも勇気づけ子育てを取り入れれば、徐々に良い循環となり子育て全体が楽に楽しくなる・・・
そんな感じなのかなと思っています。
では本日はこの辺で。
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