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アドラー子育てではグズグズっ子にどう対応するのか

こんにちは、ぞみーです。
先日書いたこちらの記事を読んでくださった方から、怒鳴らずにどう対応するのがいいのか?という質問をいただきました。

質問もらったり反応いただくと嬉しいですね!今日はアドラー子育て的にはどう対応するのがいいかを書きますね。

子どもの行動には目的がある

アドラー子育ての理論では、子供がグズグズしたり親から見て悪いことをするのには、親の注目を集めたいという目的があるとされています。
子供がグズグズする多くの場合は、お腹がすいたとか、眠いとか、疲れたとか、なんか寂しいとか…。いろんな理由がありますが、それを親に分かってもらいたいという目的でグズグズするのです。

ちゃんと言葉で伝えればいいじゃないのと思ったりしますが、言葉を話せない赤ちゃんの頃は自分の希望を泣くことで伝えてきた子供達。そんな彼ら的には、「グズグズすれば親は要望を叶えてくれる」という考えになってるんですよね。

アドラー的、親ができること その1

そんな子供達に対して親ができることは3つあります。

まずは、子供を観察してグズグズの裏にある気持ちが何なのかを想像して、言語化してあげること。
この時間まで昼寝してないから眠いのかなとか、今日は学校でプールがあったから疲れてるのかなとか、いろいろ想像力を駆使してみます。そしてそれを、言語化して子供に伝えてみます。

丁度今、私がnoteを書いているこの瞬間に次男がスイミングの進級試験を受けています。いつもならニコニコで自分から進んでスイミングの準備をして出発する彼。ですが今日は、お昼ご飯が足らなくてお腹空いて行けないとかグズグズし始めたのです。
最初は本当に足らなかったのか?と思いましたが、ピンときた私。試験が緊張するの?と次男に言った瞬間、頷いてドキドキするんだ…と言ったのです。

アドラー的、親ができること その2

子供の本当の気持ちを探り当てたら、次にできることはその気持ちに共感することです。
疲れたよねとか、緊張するよね、と共感の言葉をかけてあげるだけで、子供の気持ちはだいぶほぐれることが多いです。

今日の次男の例でも、スイミング行きの電車に乗りながら共感の声かけをしました。
「テストって、緊張するよねぇ。。ママも実は緊張してるんよ。次男が泣いちゃわないかとか、泳いでるうちに水着が脱げないかとかさぁ」
とか言うと、ちょっと次男が笑って元気になってきました。

アドラー的、親ができること その3

共感によって子供の気持ちが少しでもほぐれてきたら、最後に親ができることはその状況次第。眠くてぐずっていたなら寝る準備を超特急で整えるし、何かが欲しいと言ってぐずってたならどうするかを話し合います。

一つ言えるのは、結構時間がかかる作業だということ。子供の話を聞いて、こちらの想いを伝えて…とかのやり取りをするので、時間に追われている時にはちょっと辛いです。でもあえてそれをするのは、理由があります。

アドラー的対応が子供に与える影響

こんな対応を続けていると、子供は自分で自分の気持ちを言語化する力をつけることができます。さらに、話し合いで解決策を考えたりしていくので、論理的な考え方を身につけられます。

我が家の子供達はまだまだ発達途上ですが、気持ちが落ち着けば話し合いで解決に持っていけることが増えてきています。
これらの力は、大人になってからもとても大事な力です。
だから我が家は、こういった力をつけることができるアドラー子育てを続けているのです。

ウラ話

ここまでいろいろと書いてきましたが、私もまだまだ未熟なので上手くいかないこともあります。
何を言ってもどこまでもグズグズの理由が分からなかったり、話し合いが平行線になってしまうことも。忙しい時やとイライラしてしまうこともあります。
でも大切なのは、上手くいかず昔ながらの叱り方をしてしまうことがあっても、
それを当たり前と思わず、変えていきたいという気持ちを持ち続けることだと思うのです。

では今日はこの辺で。
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