次男がそろばん、はじめました。勇気づけ子育て的に、習い事を考える

こんにちは、ぞみーです。

いきなりですが、5歳の次男が今月から習い事としてそろばんを始めました。

もともとやっていた習い事と合わせて、2つ目の習い事です。

今日はこの次男の新たな習い事を契機に、勇気づけ子育て的に考える習い事についてお話しします。

そろばんやりたい!次男の熱い思い

次男がそろばんをやりたいと言い始めたのは、あるきっかけがありました。

そろばんを習っている長男が昇級試験を受けることになったので、「長男も3年習ってようやく7級まできたか~」と呟いたのです。

すると、それを拾った長男が言い始めました。

「えー、僕、5歳からそろばんやっていたのか。あれ?じゃぁ次男は?やらないの?」

それを聞いた5歳の次男、案の定、「にいにだけズルい!」と言い始めたのです。

実は長男の時は5歳から始めたのですが、集中して取り組むことができなかったりで、少し早かったと後悔もあったのです。

だから、次男の時はまだ先でいいと考えていた私。

この話題出して、やっちまった・・・

と思いつつ、様子を見守ります。

すると、長男が次男に向けて、ものすごいプレゼンテーションを始めたのです。

まず、そろばんをするメリットを解説します。

いかに自分が小学校に入ってからの算数の時間で、計算の理解や実践が早く楽だったかを語ります。

さらに、そろばん教室でもらえる妖怪カードについても紹介します。

その紹介の仕方が、ジャパネットたかたの社長さんばりに上手くて、思わず笑ってしまうほど。

そんなプレゼンを聞いたら、もう次男の心は一直線です。

絶対そろばんやりたい!と熱い思いで詰め寄られ、渋々体験レッスンに連れていきました。

体験レッスンの様子を見ていると、長男の時と違って集中して座っていられるし、そろばんの動かし方の理解も早い。

これなら続けていけるかなと思い、入会を決めました。

勇気づけ子育て流、習い事の考え方

SNSなどを見ていると、本当に多くの親御さんがお子さんにいろんな機会をと習い事に通わせています。

会社のワーママコミュニティでも、習い事トピックで一つのグループができているくらい、みんな気になる話題です。

私が勇気づけ子育ての観点から習い事についてお話しする時に、いつもお伝えしていることがあります。

それは、親が主導しすぎないことと、子供の余白を大切にした方がいいということです。

勇気づけ子育てには、

"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"

という考え方がベースにあります。

そのため、親があれもやりなさい、これもやりなさいと決めてしまうのではなく、できるだけ子供の興味を尊重して習い事を決めていくのです。

とはいえ、子供の世界は大人に比べて狭いため、特に幼児のうちは何に興味を持つのか、どんな習い事がハマるのかがわかりません。

そのため、ある程度親の趣味や、親が興味を持っているものに寄ってしまうのは仕方ありません。

でも、本格的に始める前におうちで少しやってみたり、体験に行ってみることで子供が興味を持ちそうかをしっかり見極めることは、とても大事なことだと思うのです。

本当にごくまれにですが、学校の授業で有利だからとか、将来できるようになっておいた方がいいからというような理由で、習い事を始める方もいらっしゃるようです。

そのお考え、お子さんを想っての親心であることは、とてもよく分かります。

ですが、子供を一人の人間として見た時に、少し親主導でやりすぎではないかと感じるのです。

また、あれもこれもと習い事を詰め込みすぎて、余白がなくなってしまうのも子供にとっては大変です。

子供は、日々の余白の中で学んできたことや経験してきたことを、ぼんやり思い出しながら、じわじわと体と心に染み込ませています。

そしてそれは、自分が本当に興味を持つことを見つけていく時間でもあります。

でも、その時間がなければ、子供はいつまで経っても自分の好きなこと、興味あることを見つめることができず、ずっと親主導の受け身な状態になってしまっています。

だから、焦らずに子供が自分からやりたいと言った習い事に絞ってやらせてあげるというのでも、いいのではないかと思います。


今回次男のそろばんは、ちょっと長男主導のような感じで始めることになりました。

ですが、次男にとっては「大好きなお兄ちゃんと一緒にできるお勉強」というように、少しお兄ちゃん気分を味わえる場であるようです。

そんな次男の気持ちを尊重して、これからも見守っていきたいと思います。


では本日はこの辺で。

公式LINEでは、子育てのお悩み相談もできる「勇気づけお話し会」の開催告知や、教育や子育てに関する、より詳しい情報をご連絡します。

ぞみーからの情報をいち早く受けることができる公式LINE、ぜひご登録ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?