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役に立たないことを身につけるのは意味がない?
こんにちは、ぞみーです。
またしても先日、衝撃を受けてしまったSNS投稿がありました。
それは、1歳のお子さんが立って歩き始めたというほほえましいエピソードを披露している呟きでした。
でも、、
その方、バッサリと書いていたのです。
「立って歩くのは勉強に何の役にも立たない。早くお兄ちゃんみたいに勉強につながることができるようになればいいのに。」
勉強だけが大切だと思っていない?
子育てや教育については、様々な考え方があります。
そのため、どんな考え方を取り入れていくのかはご家庭の自由です。
でも、その前提を置いた上で、敢えて言わせてください。
本当に、子供は勉強につながることだけをやっておくことが正しいのでしょうか?
本当に、立って歩くことが勉強につながらないのでしょうか?
子供は、まだハイハイもできないような赤ちゃんの頃から様々なことを学んでいます。
目、口、手、体が徐々に自分の意志で動かし使えるようになっていく中で、脳も大きく発達していきます。
ハイハイをしたり、立って歩くことで、世界を広げてどんどん新しいことを学んでいきます。
その新しいことは、机上の5教科の勉強が大切だと思っている親からすると、一見無駄なものに見えるかもしれません。
ですが、足を使って現場に行き、実体験を通じて学ぶことこそ、子供にとって強烈な大きな学びになります。
そしてその実体験を通しての学びが、後に勉強につながることもあるのです。
そんな子供にとっての大きな学びを可能にする一歩を踏み出したお子さんに対して、喜ぶのではなく「役に立たない」とは、、、
これからもこの子は、何かができるようになってもそれが勉強につながらないことであれば、親から褒めてもらうこともなく、「役に立たないからやめなさい」とか言われてしまうのではないか・・・
そんな妄想をしてしまい、心がぎゅっと掴まれるような感覚になり、非常に悲しくなりました。
子供のありのままの姿を見つめよう
そんなSNSの悲しい投稿から目を逸らして、我が家の子供達を見てみると、たくさんの勉強には役に立たなそうなものにあふれています。
ある土曜日の子供たちの様子を見ると、
朝起きたら漫画を読んで、ポケモンの人形で遊び、朝ごはんの後は公園に行って午前中いっぱい遊びます。
そしてお昼ご飯の後は、30分テレビを見て、長男はそろばん教室へ。次男は私と家で遊ぶか、公園などに行きます。
そろばん教室の後は、また公園へ行って遊び、帰ったらお風呂、夜ご飯、少し絵本タイムで20時には就寝・・・
このように書いていると、長男のそろばん教室以外は、机上の勉強と言えるものはありませんね。
5歳の次男に至っては勉強要素は皆無です。
でも、生活の中でいろんなことを学んでいますし、成長していっています。
そんな、子供のありのままの姿を見つめて成長を喜ぶほうが、楽しい子育てになるのではないかな・・・
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
という考え方の「勇気づけ子育て」を取り入れている私としては、そんな風に思うのです。
では本日はこの辺で。
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