謙遜はやめます。勇気づけ子育て流、子供のことを人に話す方法
こんにちは、ぞみーです。
今日は敢えて、ちょっと書きにくいな、これ言っちゃっていいかなと感じていたことを書きます。
なぜ日本の親は、自分の子供の出来ていないところ、悪いところを言うのでしょうか。
なぜ自分の子供の良い部分、できている部分を周りに言ってはいけないような気持ちになってしまうのでしょうか。
ちょっと最近起こったいろんなことがきっかけで、これらの疑問をずっとモヤモヤと考えていました。
女性の特性によるもの
ママ友と話していると、
「うちの子、こんなことばっかり家でするのよ」
「先生からこんなこと言われたのよ」
というような、子供の悪い面の話を聞くことがよくあります。
別にどこか特定のグループのママ友という訳ではなく、本当にいろんな方面のグループのママ友から聞くのです。
SNSでも、多くのママ達が我が子のお困りごとを書いています。
そして、どこのグループでも大体の話の流れとしては、別のママ友から
「大丈夫だよ~○○ちゃん、こんないいところあるじゃない」
「うちなんかもっと酷くてさぁ~」
という合いの手が入って進んでいくのです。
なぜどこのグループでも、こんな話が出てくるのでしょうか?
場を盛り上げるための話のネタなのか?とも思ったのですが、おそらく女性特有の「共感」がポイントなのかと思います。
もちろん、本当になんとかしたいと思って話している場合もあるかと思います。
でもそうじゃない場合、お互いに子育てが大変であること、つらいこと、不安であることを共感しあって、安心を覚えたいという心理が、このような会話につながっているのです。
共感できない相手に対する心理
このような心理が働くときに、もしも共感できない相手が現れたら、人はどうするでしょうか。
うらやましいとか、自分の子供と比べたり、自分の子育てが良くないのではないかと思ってしまいます。
そして、排除しようとする心理が働いてしまうのです。
排除される側としては、その動きを察知して排除されないように身を守る行動を取ろうとしてしまいます。
そのため、自分の子供がいくらできていることがあったとしても、できないこと、困っていることにフォーカスして話をしてしまうのです。
実は、私もこれをやってしまっていました。
先日の記事に書いたように、長男は探究型オルタナティブスクールでの半期の評価をいただく面談で、親の我々が驚くような評価をいただきました。
(詳しくはこちらの記事に書いています。)
でもこの記事を、同じスクールに通う保護者とのつながりがあるFacebookでは、投稿できていませんでした。
いろんな人との会話で、「長男くんってよく出来る子だよね」と言われても、必死になって「でも家ではこんなこともしてて~」と長男の悪いところを見せようとしていました。
別に大して、困っていないのにも関わらずです。
もうやめます
ですが、もうやめます。
だって、長男の悪いところを探して話をするのは
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
という「勇気づけ子育て」の考え方に反しますから。
良いところも悪いところも、全部ひっくるめて、長男は長男という一人の人間です。
もちろん、できないことや失敗を長男も経験してきました。
でも、そこを「勇気づけ子育て」で一緒に乗り越えてきているから、今の長男があります。
それに今だって、完璧な子供ではありません。
長男にも課題はあります。
でもそれも、「勇気づけ子育て」を知っている私なら、長男が乗り越えていくのを見守っていられると感じるのです。
だからこれからは、堂々と話そうと思います。
うちの子たち、良いところも課題もひっくるめて、本当に最高なんです!
って。
こんな風に子供を1人の人間として見て、尊敬尊重できるようになる「勇気づけ子育て」。
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