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子供にはどんどん失敗させよう

こんにちは、ぞみーです。
あなたはこれまでに失敗することってどれくらいありましたか?子供には失敗、させてますか?
今日は失敗することって大事だよって話です。

日本の親は子供に失敗させなさすぎる

SNSを見ていると、子供が失敗しないように先回りしている人が多いなーと思う今日この頃。子供の持ち物をそろえるところから勉強に至るまで、子供が成功体験をつめるように、失敗したりできないという経験をつまないように、愛情深く手出し口出ししている方が多いようですね。

「子供が学校で漢字テストがあると言い出したので、大慌てでつきっきりで対策しました!」とか、「子供が1年生になって数週間なのに、母のせいで既に数回忘れ物・・・ごめんね」とかいった投稿を複数見るので、これが日本の子育てスタンダードなようですね。

長男が籍を置く小学校からのお便りを見ると「忘れ物をしないように親が持ち物チェックをお願いします」と書いてあるし、学校としても失敗させないように親が支えてねというスタンスのようですね。まぁ学校側は忘れ物続出したら大変やから、分からなくもないです。

そのスタンスが子供の学びを奪っている

でもね、子供は失敗することで、いろんなことを学んで大切な力をつけていきます。次どうすれば失敗しないかを自分で考える力。失敗の後始末の付け方。失敗して恥ずかしい、つらいといった心の整理の付け方・・・。

こういった力は、将来大人になって自立して生きていくときに、とても大事になってくる力です。その力がついてないと、大人になって大きな失敗をした時に他人のせいにしたり、ポキッと心が折れてしまったりするのです。

子供の頃の失敗なんて、小さなものです。大抵がきちんとした後始末の仕方を学べばリカバリできるものだし、次失敗しないようにつなげることができるものです。勉強だって、子供自身が本気でやろうと思ったら1年あれば追いつける。だから、今のうちにいっぱい失敗させてあげるべきです。

子供が失敗したときのサポートの仕方

とはいえ、子供が失敗したときに何のサポートもないと、子供がどうしようもなく困ってしまうことがありますよね。なので、大人のサポートは必要です。

例えば幼児期なら、飲み物や食べ物をこぼしてしまった時は一緒に片付けながら片付けの方法を教えてあげましょう。こぼしてしまったことが悲しくて泣いてしまったなら、その悲しさに共感して、勇気づけてあげましょう。

学童期になって、テストでいい点が取れなかったら。子供に残念な気持ちがあるなら、共感して勇気づけてあげましょう。そして、子供が手伝ってほしいと言ってこない限り、ぐっと我慢して子供を信じて見守りましょう。特に悲しむ様子もなく、あっけらかんとしているなら・・・いろいろ言いたい気持ちを我慢して見守りましょう(笑)

大切なのは、親主導で失敗したときのサポートを進めるのではなく、あくまでも子供主導で進めることです。子供が失敗を「自分事」として捉えられるように、親は脇役で。子供に自分の人生を自分で歩んでいってもらうことがゴールなのですから。

失敗に対する先人の教え

アドラー心理学を提唱したアルフレッド・アドラーは、失敗に対してこのように述べたといいます。

人は失敗を通じてしか学ばない。失敗を経験させ、自ら「変わろう」と決断するのを見守るだけだ。

小倉広. 「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」

アドラー子育てでは失敗を悪いこととはせず、むしろ大歓迎しています。だって、失敗は挑戦した証でもあるから。そして、学びのチャンスだから。

そんな子育てをしていけばきっと、自らの足でしっかりと人生を歩いて行ける子になると信じて、今日も子供を見守りサポートしていきますよ。
例え朝から牛乳をこぼされても・・・!!!(笑)

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