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チャレンジしないことは悪いこと??

こんにちは、ぞみーです。

今日は次男が、長男が通う学校の体験授業に行かせていただきました。

これまで長男の行事の時に遊びに行き、上級生に可愛がっていただいていた次男。

僕も早く学校行きたい~と言っていたので、ようやく体験授業を受けることができてウキウキで出かけていきました。

ですが、、帰ってきてからちょっと浮かない顔。

「楽しくなかったの?」と聞くと、「楽しかった。けど・・・」と言葉を濁します。

そしたら、長男が教えてくれたのです。

「次男さぁ、最初の自己紹介で2回もチャンスもらったのに何も言わなかったんだよ!!」


これにはちょっとびっくりしました。

いつも保育園では、クラスメイトの前で話をしたりリーダー的なことをやることが多いと聞いていたのに。

というわけで、次男の話をゆっくり聞いてみました。

すると・・・

「保育園よりもたくさんの知らない人がいたんだもん。。」

なるほど、保育園では知ってるお友達の前だから緊張せずに話せるけど、今日は知らない人もたくさんいたから緊張しちゃったのですね。

そしてもう少し話を聞いてみると、横についてくれていた長男の無言のプレッシャーも感じて、より固まってしまったようなのです。
(これについては長男にやんわりと注意(笑))

さらに、自己紹介をできたお友達の様子と自分ができないことを比べて、「僕はできなくてダメだ・・・」とより自信を失っていってしまったそうです。

なるほど~それは言えなくなるよね・・・

じっくりゆっくり次男の話を聞くことで見えてきた彼の気持ちと様子。

まずはその気持ちに寄り添い、共感します。

さらに、自信を失った次男を勇気づけるため、当たり前のように見えることにも注目して話します。

「次男はさ、自己紹介はできなかったけど、みんなの前から逃げ出さずにいれたんでしょ?ママとパパがいなくても、帰りたい~ってならずに頑張れたんでしょ?それってすごいことやで。みんながじーーーって見つめる中で、ドキドキするけど逃げなかった。頑張ったよ。」

今回次男にとって、知らない人が大勢自分を見つめている中で声を出して自己紹介をするのは大きなチャレンジでした。

よく、失敗はチャレンジの証だから咎める必要はないといいます。

では、目に見えるチャレンジもしないというのは悪いことなのでしょうか?

チャレンジしなければ成功も失敗もできないから、チャレンジすべきだという意見も分かります。

でも、チャレンジする一歩を踏み出せなくても、一歩を踏み出そうと努力したり葛藤している、それすらも、その子にとってはチャレンジなのです。

その目に見えないチャレンジを見逃さず、認めてあげること。

それが、今回の次男にとっての勇気づけになりました。

その証拠に、上の声掛けをしたら急に元気になり、「今度は絶対頑張る!自己紹介する!」と言い始めたのです。

この切り替えに逆に私がびっくり。

ちょっと慌てて、「頑張りすぎなくてもいいんだよ。」と言ってしまったくらいです(笑)

「次頑張ろうって気持ちになれたことが既に一歩踏み出してるんだから、すごいことなんだよ。一歩一歩、少しずつ階段上っていけば、気づいたらできるようになるんだからね。」

と声掛けすると、元気に「うん!」と言って夜ご飯を食べ始めました。


次男が次のチャンスに自己紹介ができるか、それは分かりません。

でも、今日の出来事で勇気を失ってしまっていた彼の心に、前を向いて一歩を踏み出そうとする勇気をあげることができました。

だから、きっと次男は大丈夫だと思います。

上手くいかないことがあっても、一歩一歩が小さくても、前を向いて歩いて行ける。

小さかったあの次男がこんなにもたくましくなったことに、改めて気づかせてもらいました。


では、本日はこの辺で。Happyな一日を♡

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