子育てのレールを敷く?敷かない?
こんにちは、ぞみーです。
もしも子供が将来の夢を持ったなら。
あなたは親として、どう行動しますか?
子供のより良い将来を願って、あなたはどんな行動をしますか?
もし我が家の子供達がラグビー選手になりたいと言ったなら
たまたま目にしたニュース記事で、あるラグビー選手が5歳からクラブチームに入って練習していたという話を知りました。
我が家の子供たちはラグビーが大好きです。
そのため、夫に何気なく「この人5歳からやってたんやって。すごいよねー」と言ったところ、夫がいきななりこんなことを言い始めたのです。
「そうかー、もし子供達が将来ラグビー選手になりたいって言うなら、今行ってる学校もやめさせて、毎日ラグビーの練習して、ラグビーの名門中高に行かせて、、ってしないといけないな。よし、俺たちも覚悟を決めないとなー。」
・・・?????
あの、、私は元日本代表の選手の話をしていただけで、子供たちは一言もラグビー選手になりたいと言っていないのですけど。。
しかも、もしラグビー選手になりたいと子供達が言ったなら、今の学校をやめさせる?
ラグビーの名門に行かせる?
覚悟を決めるって、何の覚悟?
もう一度言いますが、子供達は一言もそんなこと言ってませんが・・・
私は、夫が言うことをまったく理解できませんでした。
子供の夢に向かっての道筋は誰が決める?
なぜ私が夫が言っていることを全く理解できないかと言うと、私が「勇気づけ子育て」を実践しているからです。
「勇気づけ子育て」では、
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
という考え方で子育てをしていきます。
夢を持って、夢への道のりを歩んでいくのは、もちろん子供です。
そして、夢への道のりを決めるのも、私からすると子供が決めるものなのです。
もちろん、我が家の子供たちは現在小2と年中のため、夢を持ったとしても実現させるための道のりを自力で考え付いたり調べたりすることは難しいでしょう。
小学高学年くらいまでの間は、道を探す方法を教えて、時には一緒にその道を探すことは必要だと考えています。
でも私は、中学生以上であれば、自分で道を探してレールを作っていくことはできるため、親がレールを敷いていく必要はないと思うのです。
さらに、幼児であっても中学生であっても、どんな道を行くか決めるのは子供自身です。
回り道するかもしれないし、失敗するかもしれません。
それでも、ラグビー選手になりたいという夢を叶えるのは、あくまでも子供主体が大切なのではないでしょうか。
親がアレコレ先回りをして、レールを敷いてしまうのは違うのではないかと思うのです。
一方で、夫側にも言い分がありました。
彼によると、
子供が夢を持った時、その夢に向かう道筋を提示し、その道に進むように仕向ける
これは、子供にとって最適な環境を用意する事であり、レールを敷く事ではないと言うのです。
上記の私の考えを話したところ、彼は言うのです。
「ぞみーが言っている、小学生までは一緒に道を探したりするというサポートって、結局は親が関与しているからレールを敷くことと同じじゃないのか?それこそ長男を探究型オルタナティブスクールに入れたのだって、親が主導で決めたのだからレールを敷いたってことじゃないか」
と。
環境を整えることと、レールを敷くことと
確かに、幼児期に取り組むことの多くは、親が主導で決めたり選択肢を用意したりするものです。
そのため、レールを敷いていることになるかもしれません。
ですが、忘れてはいけないのは、子育てには段階があるということです。
乳幼児がスマホを駆使して、自分がやりたいことを実現させるにはどうしたらいいか?なんて検索して、最適な方法にたどり着くなんてことはありません。
だから、どうしても乳幼児期は親の関与度が高くなってきてしまいます。
でも、子供は成長と共に自分で考えてリサーチし、決める力をつけていきます。
それなのに、いつまでたっても親が主導してリサーチし、子供の行先を決めてしまうというのが、「レールを敷く」ということなのです。
我が家の長男の例で言うと、探究型オルタナティブスクールに入学させることを主導したのは、親である我々です。
でもそれは、将来長男が自分で考えて道を探して、自分で歩いていく力をつけるために、「環境を整えたのだ」と私は考えています。
だから、その環境の中で自立への力をつけてもらい、あとは自分で道を切り開いていってもらう・・・
これが「勇気づけ子育て」の理想です。
もちろんスクールだけでなく、家庭でも「勇気づけ子育て」の考え方でサポートすることで、この自立への力をつけていってもらいたいと思うのです。
これを夫に説明したのですけどねぇ・・・
なんかね、かみ合わないのです。。
あなたは子育ての環境を整えることとレールを敷くことの違い、どう考えますか?
では本日はこの辺で。
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