机の前に座るだけが学びだと思ってない?新しい時代の、新しい学び方

こんにちは、ぞみーです。
私たちが子供だった時代は、机の前に座って鉛筆持って問題を解くことが学びだとされてきました。それがここ最近、少しずつですが変わってきています。

座学だけが学び?そんなわけない探究学習

文部科学省による学習指導要領の改訂で、探究的な学びが教育現場に導入されるようになりました。その探究的な学びでは、机の前に座って学ぶだけではありません!長男のスクールの学びを見ていると、それを非常に実感します。

あるタームの長男の探究学習の時間。(長男のスクールでは「テーマ学習」と呼んでいます)子供たちが机の前に座って先生の話をきっちり聞いて、決められたワークをやっていく・・・なんて時間は皆無です!
今回のテーマ学習で取り扱うテーマについてのディスカッションから始まり、ある日はスクールの外へフィールドワークに、そしてフィールドワークの振り返りでディスカッション。またある日は、テーマ学習発表のプレゼンテーションで使う地図をみんなで模造紙に書いていく・・・
そんな感じで、これまでのような机の前に座って鉛筆を持って学ぶ座学だけが学びの形ではないんです!

「知識」をどうつけていくか

そんな一見すると遊んでいるように見えてしまう探究学習。私たちの時代に座学で学んだ、いわゆる「知識」はどうつけていくのでしょうか。

例えば長男が学んだ「ココドコ」というタイトルのテーマ学習。これは、地図を使って自分視点と俯瞰視点について学ぶというものです。
地図を使うというと、地図記号とか地図の読み方とかを学びますよね。私たちの時代は、教科書を使って地図の見方や地図記号を学びました。覚えてるのは地図記号テスト。ただの暗記でものすごくつまらなかった記憶があります。

ですがこのテーマ学習では、最初に地図記号は学びません!地図ってなんだろうというディスカッションをした後は、スクール周辺の地図を渡されてLet‘s go!
当然道に迷ったり、進む方向でクラスメイトと喧嘩になったりもしますが、これも学び。何回かそういった地図を見ながら目的地に向かう試行錯誤をしているうちに、ふと「この地図に書いてある記号ってなんだろう?」と疑問が湧いてくるんですよね。その時初めて、地図記号や方角記号など、「地図の知識」を学ぶんです。

探究学習の凄さ

こういった感じで探究学習の中で知識をつけていくのですが、地図を見ながらスクールの周辺を歩き回ったという実体験に基づいて知識をつけるので、定着度が全然違うんです。しかも、子供たちは「勉強している」という感覚はありません。自然と知識がついていくんですね!
これこそが、探究学習の凄さだと私は思うんです。

長男のスクールは探究学習のパイオニアとも言えるスクールなので、カリキュラムがしっかりと作り込まれているのですが、今後は公教育でもこのような探究学習がどんどん取り入れられていくでしょう。そうすると、もしかしたら10年後の公教育では机の前に座って・・・って学びがほとんどなくなっているかもしれません!そんな時代が来ようとしているのに、家庭で必死になって机の前に座る習慣をつけさせようと親子バトルを繰り広げる必要、ありますか?

探究学習で学びを深められる子にするには、好奇心や意欲を持って何事にも取り組める姿勢を育む必要があります!そのためには、ありのままの子供の姿を受け止め、失敗や間違いを恐れず挑戦できるように勇気づけ、子供の興味関心を伸ばすアドラー子育てが有効です!
時代を見据えた新しい子育てにシフトして、子供たちの力をもっと伸ばしていきませんか?

では本日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。スキ・フォローいただけると喜びます!
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