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グズグズっ子へのアドラー子育て的対応法その2 ちょっとハードバージョン

こんにちは、ぞみーです。
昨日書いたグズグズっ子へのアドラー子育て的対応方法。
実はもう一つ対応方法があるので、今日はそちらについても紹介します。

体験からの学び

昨日の記事では、グズグズする子どもの目的を考えて、共感し、対話にて解決していくという、子どもに寄り添った方法をご紹介しました。
今日紹介するのは、体験から学ばせるという方法です。

子どもがグズグズしている目的を考えて、共感し、対話するというところまでは同じ。ですが、親として許容できない内容なのに、どーしても子どもが主張を曲げない、グズグズが終わらないということもありますよね。そんな時はちょっと荒療治。体験から学んでもらうのです。

例えば、ご飯の前にグズグズしてなかなかダイニングに来ない時。あれこれ対話してもグズグズモードが切り替わらなければ、子どもにこう言います。
「○分までに気持ちを切り替えて来なければ、ご飯はもう下げてお風呂入ってすぐ寝るよ?」
そしてホントにそれを実行するのです。

厳しい親であれ

ポイントは、ホントに実行することです。
言ったはいいけどホントに実行せず、ずるずると待ってあげるとかだと、子どもは「どうせ親は僕がぐずぐずし続けたら、ご飯を待ってくれる」と学んでしまいます。でもホントに下げられる経験をすれば、グズグズし続けることが得策ではないということを学ぶのです。

他にも例えば、電車やレストランなど公共の場で騒ぐ子にも有効です。騒いだら降りるよと事前に話しておき、ホントに騒いだら降りる。そんな風にしていると、1,2歳の子でも親の言葉が理解できるようになってきた子ならちゃんと経験から学ぶことができるのです。

こんなことを書いていると、厳しい親であると思われるかもしれません。
でも、子どもが我が儘放題に育ち、いつも子どもの言いなりになって大変な想いをするのと、ルールやマナーを守れてスムーズに楽しく親子で生活するのと、どちらがいいでしょうか?

アドラー子育てはハードである

昨日の記事を書く発端となった質問者さんが記事を読んでくれて、一言感想をくださいました。
「なかなかハードやね」
・・・はい、アドラー子育て、かなり親にとってはハードな対応です(笑)
さらに、今日ご紹介したような毅然とした態度で子どもに接し、体験から学ばせるという面もあります。それには、怒鳴る叩くなどの厳しさではない、筋が一本通ったような凜とした厳しさが必要になってきます。

↓この辺の過去記事でもハードさを書いております。

トータルで見ると、今までの子育てのように怒鳴ったり、子どもは親の言う通りににしていればいいというような考え方で接する方が楽かもしれません。でも子どもにとっては、自分の感情や考えを言語化したり、解決策を考えたり、交渉したり、2040年以降の世界で生きていくためには必要な力を伸ばしていくことができる方法なんです。

子どもが親の庇護下から世界に羽ばたいて行く時にどんな力をつけていってほしいか。それを考えたときに、この子育て方法をいいなと思ってくれる人が増えたら嬉しいなと思います。

アドラー子育て仲間が重要

ちなみに、私がこのアドラー子育てを知ったのは本を通してでした。まず本を読んで、自分で実践しようとしたんですよね。
ですが、、ハードな子育て方法なだけあって、なかなか上手くいかない~!
なので、この子育て方法を実践してみたいならぜひ一緒に学ぶ仲間を作ることをオススメします。私もアドラー子育ての講座に行って、いろいろ相談しながら実践して、だんだん身につけることができたので。

で、近々そんな場を作りたいなと思っています。
オンラインで無料で、アドラー子育てについてご紹介して、実践に関して相談できる会を開こうかな~と。
子ども達と過ごす時間が多くなる夏休み前に一度、そんな会を企画しますので興味があればチェックしてみてくださいね!

では今日はこの辺で。
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