「勇気づけ子育て」流、自分の机をきれいに保てる子に育てるには
こんにちは、ぞみーです。
昨日書いた、「「勇気づけ子育て」流、片付けできる子に育てるには」の記事にスキしてくださった方々、ありがとうございます。
今日はこの続きで上級編、子供が自分の机や自分の領域をきれいに保てるようになるには、親はどう対応していけばいいかについて、お話しします。
自分のテリトリーは自分で管理
昨日の記事で、我が家の子供たちは自分の机や片付け用のワゴンを持っており、そこの片付けや持ち物の管理は子供自身に任せていると書きました。
ですがよく聞くのが、
放っておくと机の上が物でぐっちゃぐちゃになって、結局机を使っていない
完全に物置化している
というお話しです。
何を隠そう、私自身も子供の頃、机の上が物置化していたので、その様子はよく分かります。
ですが、我が家の長男の今朝の机の上は、こんな感じです。
私は一切片付けしていないのですが、小学校2年生男子の机がこんなにも綺麗なのは結構すごいことだと思いませんか?
私も我が子ながらすごいなと感心します。
でも、もちろん最初からこんな風にきれいに保てていた訳がありません。
「勇気づけ子育て」を通して、段々とできるようになってきたのです。
子供は経験から学んでいく
「勇気づけ子育て」には、子供は経験から学んでいくという考え方があります。
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
という考え方をベースとし、子供は「親に教えられ色々やってもらう存在」ではなく、「一人の人間として様々なことを経験しながら成長していく存在」だと考えるのです。
そのため我が家では、自分のテリトリーの管理の方法も失敗を経験しながら学んでいってもらいました。
例えば、持ち物の管理です。
今でも長男はよく、「○○がなくなった~~!」と大騒ぎします。
でも、なくなったと言われたってママは知りません。
「まずは自分でしっかり探しな~」
と言って、長男が自分で見つけられると信じて見守ります。
実は、私がパッと確認した時に、「ここにあるやん!なんで見つけられないの!?」という時もあるのですが、ここはぐっと我慢。
まずは長男だけで探してもらうのです。
そして、しばらく探して、どうしても見つからないから一緒に探してほしいと言われた時に、初めて一緒に探すようにしています。
長男の机は、今でこそきれいに片付いていますが、以前は机の上に本やノート、おもちゃが山積みになっていました。
そのため、山積みの下の方に探していたものが埋もれている、なんてことも・・・。
その度に、「普段から片付けしていたら探す時間がなくて済むんだよ」と声かけし、長男は片付けすることの大切さを学んできたのです。
また、ある時長男が、学校の宿題をするのが寝る時間ギリギリになってしまうことがありました。
ですが、ダイニングテーブルはまだ夜ご飯に食べた食器が片付けられていない状態。
自分の机は本やノート、おもちゃが山積みで、宿題をやろうにもすぐに始められない。
そのため、まず机の上のスペースを空けることから始めなければならず、寝る前のママとのお喋りタイムがなくなるということがありました。
このママとのお喋りタイムは、一日の中で唯一、長男が次男ぬきで私を占領できる時間です。
だから長男的には、その時間がなくなってしまったのが嫌だったのでしょう。
それからは基本的に、ものを山積みにすることなくきれいな状態を保つようになったのです。
余談ですが、ママタイムを大事にしてくれる小2男子、、
まだまだ可愛いですね。
ぎゅーっとしたり、手をつながせてくれるのは、いつまでなのでしょうか。。
まとめ
昨日と今日で片付けについてお話ししてきましたが、やり方を教えて見守っておけば、子供は自分で片付けをすることができるようになるのです。
ぐっちゃぐちゃな机の上を見ると、片付けてあげたくなる気持ちは分かります。
片付けなんかよりも、遊びや勉強が子供の本分だと仰る方もいらっしゃるでしょう。
ですが大切なのは、勉強がいくらできるかではなく、子供が親の手を離れてから一人で生きていくことができるかです。
親はいつまでも、一人暮らしの息子の部屋を掃除しに行ったり、息子の忘れ物を会社に届けるなんてことはできないのです。
大切なことなので何度でもお伝えしますが、
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
この「勇気づけ子育て」のベースとなる考え方を心に置いておけば、ぐっちゃぐちゃな机の上を見ても、ぐっと我慢して対応できるようになりますよ。
お子さんの机の上がぐちゃぐちゃで気になっているという親御さんは、ぜひ心がけてみてください。
では本日はこの辺で。
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