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おススメ子育て・教育本(7)「世界で生きるチカラ 国際バカロレアが子どもたちを強くする」

こんにちは、ぞみーです。
昨日は咳が止まらなくて耳鼻科に駆け込んだのですが、そこでもらった咳止め薬を飲んで8時間睡眠を取ったら朝起きて咳が全く出ない!!!睡眠って大事ですね。元気になってきたのでいろいろ活動再開です!

長男出産以来7年間で、家事育児仕事の合間に子育て・教育関連本を読んで、その数100冊以上となりました。その中でおすすめの本を紹介していきます!(ほんとはいつか自分の本を紹介してみたい・・・)

今日は子供達の進学先を考えるきっかけとなった本をご紹介します。

日本の教育、改革され・・・る!?

丁度この本を手に取ったのは2019年。世間では大学入試が変わるだとか、教育改革だとか言われている頃。私の長男は5歳になり、小学校が近づいてきている頃でした。
私自身が小学校から国立小に行っていたこともあり、小学校受験も視野に入れて情報収集をしており、その中で「国際バカロレア」について知り詳しく理解したいと思ってこの本にたどり着きました。

本の中ではまず、2020年の日本の教育改革の話に触れられています。その1つとして、文科省による国際バカロレアの導入を紹介し、本題の国際バカロレアって?ってところに入っていきます。

ちなみにこの本は2018年に刊行されていて、文科省の目標が「2018年までに全国200校の高校に国際バカロレアを導入する」であると紹介してくれています。
現在2022年。実態は・・・初等部~高校までぜんぶ合わせて全国で175校だそうですよ。全然目標に届いてない・・・(汗)


国際バカロレアってなんぞや?

そんな導入が難航している国際バカロレア。どんな教育なの?というのがこの本では紹介されています。

もしかすると、これまでの国際バカロレアのイメージは「グローバルエリート教育」という側面が強かったかもしれませんが、決してそれがゴールではありません。PYP、MYP、DP、IBCCすべてのプログラムに通じているのは、国際バカロレアが「全人教育」であること。つまり、学力だけでなく、人間力を育むための幅広い知識と教養を身につけることを目指しているのです。
坪谷ニュウエル郁子. 「世界で生きるチカラ 国際バカロレアが子どもたちを強くする」

この引用文にあるように、国際バカロレアは「全人教育」。学力だけでなく、人間的に成長することを重視したプログラムが組まれているのです。
そのため、日本の学校のような一方通行的な授業ではなくグループワークやフィールドワークをメインとした授業が主流。さらに、教科融合型の授業を展開しており、1つのテーマを多角的に探求することで学びを深めていくという方法を取っているそうです。

この本の中には東京インターナショナルスクール、玉川学園、立命館宇治高等学校の授業の例と生徒へのインタビューが載っています。具体的な授業風景が分かりやすくイメージしやすいので、子ども達の教育環境を考えるにはとても参考になりました。

これからの時代に必要なチカラを子ども達に

日本での導入が残念ながらあまり進んでいない国際バカロレア。ですが、これからの時代に必要なチカラを確実に育めるだろう魅力的なカリキュラム。そんな国際バカロレアの内容を詳しく知りたい方には、ぜひ読んでもらいたい本です。
この本を読んで、これからの時代に必要なチカラを子ども達に与えることを考えていきませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。スキ・フォローいただけると喜びます!


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