PdMとして目指す姿について考えてみた

お久しぶりです。ぞぞです。
プライベートで色々とバタついてしまい、せっかく意気込んでいたにも関わらず、少しだけ間が空いてしまいました。

今日は、最近私が非常にもやもやとしていること「PdMの理想像」について思っていることをかければと思います。


理想のPdMってどんな人

これは私の理想像を語るに近いのですが、私の理想のPdMは
「プロダクトとマーケットに対して真摯に向き合い、プロダクトをどう成長させるかを徹底的に考えつくし、それを推進できる人」
だと思っています。
ポイントは、2つ。

プロダクトをどう成長させるか考えつくせる
プロダクト開発を推進できる

更にブレークダウンすると、前者は、

・事業戦略を踏まえた上でプロダクト戦略を描ける(中長期ロードマップ)
・中長期戦略に則ってプロダクトの進化を描ける(短期ロードマップ)

後者は、

・ステークホルダーを巻き込んでプロダクト開発推進が出来る(コミュニケーション)
・スピーディーに納得度の高い意思決定ができる(各論判断)

みたいなイメージです。
ちょっと文字が多くなってしまったので、整理するとこんな感じです。

ぞぞの描くPdMができること

今の私

自己紹介でも書いた通り、私はSIerあがりなこともあり、
 「プロダクト開発を推進できる」
は一定の自身があるものの、
 「プロダクトをどう成長させるか考えつくせる」
はあまり自身がありません・・・

今日はこの「プロダクト成長を描けるスキル」について
更に深掘りして自分の考えを整理できたらと思います。

プロダクト成長って?

上記では、プロダクトの成長を短期ロードマップと中長期ロードマップに分解しましたが、成長って言葉も実はあいまいで、本当は、
・0→1
・1→10
・10→100
によって、成長の定義も異なってくるはずです。

例えば、
 0→1だったらMVPリリース~PMF戦略
 1→10だったら、PMF~グロース戦略
 10→100だったら、グロース~NO.1戦略
みたいな感じで変わってくるはず。
(ぞぞの想像なので、間違っていたらすいません)

そういう意味で言うと、真の意味でプロダクトを成長させることができる(できた)って言える人って、新規事業を起こしてそれをマーケットNO.1に持ってった人みたいな超完璧人間だけってことになっちゃう。

もちろん、世の中そんな人ばかりなわけない。
ただ、世の中にはPdMって名乗る人は増えてきている。
そうなると、もしかしたらPdMってもっと別のスキルも求められているのかもしれない。

デキるPdMが持っているスキルセット

なので、もっと別のスキルが必要なはずだ!って考えた時に、ちょうど上司から良いヒントを貰った。

「戦略やったことない人って戦略をすごいことかのように崇めがちだけど、戦略を書くのも他の仕事をやるのも思考プロセスは一緒だよ」

「戦略と戦術って明確に分けるのがナンセンスで、大上段の戦略と戦術の下にまた戦略と戦術があるんだよ」

「新規事業とグロースの違いって、変数がどこまでロックされてるかだけじゃないの?(どっちが面白いとかそういう観点は別)」

なるほど!!!!!!

つまり、PdMだからすごく特別なことがデキるとかそういうわけではなくて、論理的思考力とかコミュニケーション力とか、そういう類のスキルセットを磨いていった先に自然とできるようようになるのかもしれない。
(もちろん世の中標準と比較すると高いスキルセットが求められてるし、ポータブルスキルだけで通用するわけではない。何かしらの軸(開発詳しい、マーケわかる、営業詳しい)も絶対必須。)

PdMになってからスキルを磨くのか、PdMになる前にスキルを磨くのか

これは究極両方ありだと思います。
いきなり、「明日からPdMよろ!」みたいな感じでふられる人もいるだろうし、大企業でしっかり下積みをしてからPdMになる人だっているはず。

私はどちらかというと大企業でコツコツ下積みタイプなので、PdMになる前にスキルを磨きたいタイプです。

ただ、これもちょうど上司にいい言葉を頂いたので、こちらで共有。

「自分の軸を身につけることは絶対大事でそれは必須だけど、全部身につける必要はない。ただ、自分ができること、できないこと(諦めること)をしっかり理解して、それを自分で受け止めることは大事だよ」

ふむふむ。
できないことを出来ない(人に頼るべき)って分からずに進んでしまうと、いつかキャパオーバーするらしい。PdMって多面的にやることがあるから、全部の各論を押さえにいこうとすると死んじゃうもんね。

ぞぞの今後のキャリア

ぞぞは開発キャリア寄りの人間なので、まずはそこを軸にしながら、
・戦略立案とかのチャンスを貰えないか探ってみる
・マーケ、営業とかの勘所がわかるかどうかを探ってみる
をまずやろうと思う。

もちろん、PdMのスキル習得も並行して進める。
プロダクトのフェーズは問わない。

そうやって残り数年の30代前半を過ごしてみようと思う。
目標は35歳の時に、
 MIN:世の中(転職市場)に引く手あまたのシニアPdMになっている
 理想:世の中(転職市場)にCPOとして誘いを受けるPdMになっている
と定めよう。

なんか今回もまとまりのない文章になってしまったかもしれない。
けど、これがPdMとして悩んでいる人の少しでも助けになると嬉しい。

とりあえず、今から数年、死ぬ気で働くぜ。


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