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アメリカの自動車保険と事故対応マニュアル

自動車保険の更新時期だったので、改めて保険内容の確認をした。ついでに、事故が起こった時に何をするかのマニュアルを作ったので公開しておく

自動車保険の選び方

車を買ったら保険に入らないといけない。カリフォルニア州では、無保険の車は違法で、見つかると免許が没収される。おおごとである

保険を選ぶためにやることは3つ
①条件を決める
②複数社に見積もりを取る
③価格が安い/条件が良いところと契約する

①条件を決める
対人・対物で事故を起こした時にどれぐらいの補償が必要か、車両の損害に対してどれぐらいカバーするかを考える

気をつけたいのは「無保険の人と事故った時の補償」というやつ。事故に巻き込まれて補償を受けられるはずが、相手が保険に入ってなかった/不十分な保険だったので払えません、ということが発生した場合に、自分の側の保険会社がそれを補填してくれるというもの

保険に入ってない状態で事故を起こす愚かな運転者のために何故自分たちがお金を払わねばならんのか、という理不尽な怒りは尤もなんだが、This is America であるらしい

②複数社に見積もりを取る
良い評判聞いたから〜という情弱丸出しの行動をしてはいけない。ここはアメリカ、搾り取れる奴からは搾り取る、資本主義の権化のような国。見積もりを取ってみたら、最安値と最高値で3倍の開きがあった、なんていう話はザラである。必ず複数社から見積もりを取ること

ちなみに見積もりには車種や型番の情報(VINと呼ぶ)が必要。そのため、購入する車を決めてからしか取ることができないので注意

尚、国際免許でも保険には入れるが、普通の免許で事故歴がない人に比べると割高になる。つまりアメリカで免許を取ったら割安な保険に切り替えられる可能性もあるということは覚えておきたい

③価格が安い/条件が良いところと契約する
契約時に交渉で値引きを引き出す、なんてことをする人もいるらしいが、ここでは割愛。条件に合う中で最も安い価格を提示してきた会社と契約しよう

ちなみに大手じゃないローカルの保険会社だと、途中で倒産するみたいなこともあるらしいので、信用情報も一応調べたほうがいいかも


実際の保険料

ちょうど更新時期だったことに加え、夫氏がアメリカの免許を(ついに!)取ったので、安くなるなら切り替えようかなーなどと思っていたのだが、すでに今の保険が十分安そうなので一旦見送って更新した。ちなみに保険会社はGEICOを使っている

数字は丸めてるけど、我が家の保険は大体こんな感じ。車1台・運転者2名の登録で、補償は最低額よりも少し上げている($10,000per person / $30,000per occurrenceぐらいが最低額)

無題の図形描画

カリフォルニアの自動車保険の平均費用は全米平均より20%高く、年間で$1,713らしい。アメリカでの運転歴が浅いこと、保険が安くなる年齢層(40-50代)でないことを加味すると、保険料はまあリーズナブルかなと思っている
※こうしたらもっと安い!というお得情報があればいつでも教えてください


事故対応マニュアル

事故が起こったら、冷静でなんていられない。ましてや英語で対応しなくてはいけないし、ここは裁判の国だ。相手が非を認めていても後日掌を返されることは良くあるらしい

ということで有事に備えて自分たち向けにマニュアルを作った。こいつとペンを車のダッシュボードに入れている

やるべきことは全部書いてある。具体的には、何をどんな手順でやるべきか?、事故相手となんの情報を交換しておけば良いのか?などなど

余談だが、「レッカー車」は通じない。tow car か、towing らしい。全く通じないのにレッカーレッカーと叫んでいた人の笑い話を最近聞いたけど、明日は我が身である


これで事故が起こっても大丈夫!事故らないのが一番だけどね


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