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コーヒーの沼 第38歩 マリアージュ-2

みなさんこんにちは、今日は深煎りコーヒーとブラウニーを
マリアージュしたZKです。(知った言葉すぐ使いがち)
深い味と濃いケーキの組み合わせいかがですか?

今回は前回に引き続きマリアージュをテーマに書きます。
やっとコーヒーが出てきます。お待たせしました(誰が待つ?)

以前神戸に本社がある大手飲料メーカー様のコーヒー講座に参加した際、
マリアージュについて教えていただきました。
そこで学んだ基本は以下の3つです
1)味わいの強弱を揃える
  軽いコーヒーには軽い食べ物をあわせる
2)対照的な味は避ける
  互いに喧嘩して、双方の良さが消えてしまう
3)補うものを合わせる
  これは上級編。だそうです。
具体的に見ていきましょう。

受講した際に準備されていたのは、
クラッカー、バタークッキー、チョコレート、フルーツゼリー。
これらをどの煎り方のコーヒーに合わせるのがベストかを学びました。

まずその1、味わいの強弱を揃えるです。
これには、食材の質感の強弱も含まれるとも言われていました。

浅煎りコーヒーは味わいの強弱の観点から見ると、やや弱め。
なので、繊細な味の食べ物を合わせるとマリアージュ的にOK!
となりそうです。
準備した4つのうち、味わいがあっさりしているのは・・・
クラッカーとフルーツゼリーです。
浅煎りのコーヒーの特徴はフルーティーな香りですから、
フルーツの多いケーキなどが相性がいいということでしょう。

中煎りコーヒーは中間です。お勧めされたのはバタークッキーでした。
中煎りは中間ですから、比較的万能なマリアージュができるようです。

そして深煎りコーヒーにはチョコレートがおすすめと言われていました。
チョコにもいろいろと種類がありますから、一概には言えないかも
しれません。今回準備されていたのはダークチョコでした。

それぞれの組み合わせで「なるほどなぁ~」と美味しさを体感しました。
その後、深煎りコーヒーを飲んだ後にクラッカーを口に入れてみたら、
クラッカーの味をあまり感じることができませんでした。
感じ方に個人差はあると思いますが、実際に味わうことで納得行きました。
みなさまも機会があれば試してみてください。

ちなみに・・
深煎り×フルーツケーキなどは けんかする組み合わせだと思います。
(オススメシマセン)
フルーツケーキのさわやかな酸味が、さわやかでなくなっちゃいます。

マリアージュの合わせ方のコツの1つに
『土地が同じもの合わせる』というものがあります。
この代表的なものがコーヒー×チョコレート。
チョコレートは『カカオベルト』、コーヒーは『コーヒーベルト』で
栽培されます。
2つのベルトは赤道直下から緯度20~25度に広がっていて、カカオベルトの方が少し狭くなっています。
同じ地域(気候帯)で栽培されるコーヒーとチョコレートが相性がよい。
ですから、コーヒーとチョコがセットで販売されている場面をよく見ます。
すぐに納得が行きました。

とは言え、すべてのコーヒーとすべてのチョコが相性がいいわけではなく、浅煎りコーヒーにフルーツフレーバーのチョコ、
深煎りコーヒーにナッツチョコなどが かなりいい組み合わせだと
思います。チョコの入ったパンだと深煎りのコーヒーがベストですね。

相方が作るドライフルーツ(イチジク)入りのパンには浅煎りコーヒーを
チーズ入りの全粒粉パンには深煎りを合わせてマリアージュを楽しんでいます。

みなさまも是非 オリジナルのマリアージュを楽しんでいただければ
と思います。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
次回、マリアージュのスピンオフを書きたいと思います。

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