見出し画像

コーヒー屋始めます その2 食品衛生責任者

みなさまこんにちは、自家焙煎珈琲店開業が近づいてきて、
アワアワしているZKです。
2023年12月に実店舗での営業開始を目指しています(もうすぐです)
実店舗で営業するにあたって必要なこと、ポイントなどを実体験ベースで
少しずつ紹介していきたいと思っています。
今回は手始めに、食品衛生責任者についてです。

この資格を持っている方は、結構多いのではないでしょうか?
飲食店を営む場合に必ず必要になる資格です。

ZKがなぜこの資格を取得したのかといいますと、
ZKCOFFEELAB.でコーヒー焙煎豆を販売しているからです。
コーヒーは焙煎の工程でしっかりと加熱しますから、
飲食物の中でも食中毒の発生リスクが極めて低い商品のようですが、
人様が口にするものを販売しますから、安全なものであることが大前提。
最低限の食品衛生に関する知識を取得していますよということ~を
示す資格です。

食品衛生責任者の資格は、各都道府県で定期的に開催されている
食品衛生責任者養成講習会を受講すると取得できます。
(宮崎県では各地区で月1回前後、トータル2-3回開催されています)
講習会は丸1日で、講習会の最後に理解度テストを受けて終了です。
他の地区もテストあるのかな?

講習内容はズバリ食品衛生です。
食中毒の発生原因や、衛生管理の方法、食品衛生関わる法規などについて
受講しました。
食中毒に関する講義では、近年の食中毒の発生傾向が紹介されました。
ZKの住む宮崎県では、アニサキスとカンピロバクターの発生が多いそうです
カンピロバクターの発生源は主にトリニク。
特に生に近い調理法で発生しやすい食中毒だそうです。
宮崎は、牛・豚も多く生産されていますが、地鶏も有名だからでしょうか?
お店によっては、トリニクのたたきや、半生(よりも生?)な刺身も
提供されています。
ちなみに、アニサキスは生魚が発生源として知られています。

そして、へぇーと思ったのは、
新鮮なトリニクほどカンピロバクターが発生しやすい』ということ。
新鮮=美味しくて安全と思っていたのですが、違いました。
新鮮は、ヒトにとっても菌にとっても、『美味しい』なのかもしれません。

続いては、食品表示法について。
2023年4月1日から大きく変わったそうです。
これまで遺伝子組み換え食品が全体の5%以下であれば、
『遺伝子組み換えでない』の表記OKでしたが、完全に混入されない管理を
しないと、『非遺伝子組み換え』と表記できないそう。
コーヒー豆では、まだ遺伝子組み換えの話題がないので
当分は大丈夫そうですが、
相方がつくるおやつの部分で気をつけないといけないです。

アレルギー表示も注意が必要とか。
食べ物は命にかかわることですから、いろいろと厳しい規制が
あるようです。
ZKが導入しようとしている焙煎機では、アーモンドやピスタチオも
焙煎可能で、ゆくゆくは相方の作るパンの材料への利用、
焙煎アーモンドも販売したいのですが、
どうやら、この辺はしっかりと表記しなければいけないようです。

食品関係に携わっている方、お互い気をつけましょう。

話がだいぶんそれました。
食品衛生責任者の資格を取ったことで、
安全なコーヒーを作って販売していますよ、その責任者はZKです。
と宣言しちゃいました。

この資格は、取得した人に紐づくので、どの場所に行っても利用できます。
食品衛生に関連する資格としては、食品衛生責任者以外に、
食品衛生管理者というものもあります。
こちらの資格取得は、責任者以上に難しく、医師や獣医師もしくは、
食品衛生を学べる大学や専門学校の卒業者、3年以上の実務を経験した者
などなど、ハードルが一気に高くなります。

責任者と管理者 似たような表現ですが、こと食品衛生の分野では
求められるものが大きく違うんですね。

ひとまず、お店を開くために必要な資格をゲットしたことで、
また一歩開業に進んだZKでした。

今回はここまで

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?