ジョンウィックの最後を見てきた

最後の項目は少し結末の匂わせを感じるかもしれないので
まだ見てない人は見ない方がいい

友人と映画を見てきた
ケンカを売った相手が実はヤバかった奴の話
一作目が完成されていた復讐モノだった

続編は世界観の補完をするために
どんどん一作目でキレキレだったジョンくんが
向こう見ずのルール無用のおバカになり
破ってはいけないルールをバンバン破るし
殺しちゃいけない奴を殺してしまうので
どんなに殴られようが撃たれようがなんやかんやで
生存するジョンくんはまだしも
周りが迷惑を被ってしまう

自分勝手に生きることのケジメが描かれていくのが
２と３


というのが個人の見解

と思ったけど１作目でも殺し屋仲間が
助けようとして殺されてましたね…

結局ジョンくんの生存力がおかしいんやな

といった理由でキアヌのアクションは楽しめているけど
肝心のストーリーラインに関しては
話を続けようとしているため
登場人物がおバカになってしまった
という評価

ただ４は面白かったです

面白かった要因

・新キャラ

今作で急に出てきたが
みな個性的で非常によろしい

いきなりヘイトMAX
お前が吠え面かくところが見たいよ…という鑑賞モチベ
最後までクズ貴族ムーブで楽しませていただきました
良い悪役
一番すき

ごめんケイン
第一の刺客的なポジかと思ってましたが
最後まで良い友人でした
バチクソ強いけど盲目ゆえ少しヌケた感じのアクションになるのが
コミカルで憎めない

最近見た真田広之では最弱だった
大阪コンチネンタルの
勘違いJAPANっぷり最高

Mrノーバディ？どっかで聞いた響きだ…
今回の犬枠

お前そんな感じで強キャラとは思わんやん…
って全員思っただろ
俺もだ

・侯爵のおかげで目的がはっきりし
　団結感のあるシナリオに

ジョンは足抜けのため
ケインは家族のため
ウィンストンは復権と復讐のため

それぞれの思惑のためにどうにかしようとする各位と
圧倒的権威でそれを挫いてくる侯爵との攻防
良かったです

・全編ガンアクション大盛

本当にずっと戦っている
最早語ることもないとばかりに
本当にずっと戦っている

退屈シーン無しで良い

ジョンくん如何ほど
撃たれようが
投げられようが
撥ねられようが
階段から落ちようが
なんで立ち上がるんだコイツ
って感じでした

何回も撥ねられても立ち上がるの本当におかしいし
不思議ファイアーショットガンとかマジ面白かったです

・最後

俺は両名生きてると解釈している派です
どこか
殺し屋や主席から解放されたところで
犬や車に囲まれて妻を思いながら
ゆっくり生きている

そういう意味の
殺し屋としての死を意味する墓石であって欲しい

ケインもあんな滅茶苦茶な強さなのだから
少し油断した程度で討ち取られはしない

復讐の連鎖は続かない
そうあってくれ

そうでなければここに至るまでの奔走の
意味が褪せてしまう

現実は非情だ
というリアリストも納得するよう
どちらも
どうとでも解釈できるラスト

各々がこのジョンウィックという物語に
決着をつけれる
良い最後だと思っています