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【4年生としてふさわしく】



 各委員会での活動が活発になっています。

 先日、「1年生を迎える会」が開かれました。集会委員の仲間たちは、休み時間に打ち合わせをしたり、朝の支度を終えるとすぐに体育館の準備に行ったりと会を開くにあたって大きな力となっていました。
 
 集会委員のメンバーは、1年生を迎える会のポスターをつくり、担当の先生に「こんなものをつくってみたので、1年生教室に貼りたいのですが、どうですか?」と誰に言われるわけでもなく自分たちで、行動して、貢献していました。
 言われたことをこなすのではなく、「自分たちにはこれができるのでは?」と考えて、行動する。
 チャンスの雨の量は全員平等。それを小さなカップでキャッチしようとするか、タライでキャッチするか。器の大きさの差は、行動の差です。
 そういって視点で見ても、まさにチャンスを掴む人の姿そのものでした。
 
 大手株式会社の「リクルート」は、若手社員に仕事を与えることはないそうです。
 仕事は「つくる」か「奪うか」しかないとのこと。
 
 創り出す力や、自ら行動してチャンスを掴み取る力に長けた人が、これからますます世の中に求められていくでしょう。

 学校のイベントの運営側に回った経験も非常に大きなものがあると思います。
 
 逆算した準備、みんなが楽しめるための内容検討、広告、雰囲気をつくる音楽、、、。

 自然生活体験学習、運動会、2分の1成人式など、これからの行事運営にも生かせる経験だと思います。

 一年生を迎える会では、4年生としてどのように振る舞うかもとても大切なポイントになってきます。
 
 6年生は1年生と入場するために、1年生教室にスタンバイしているため体育館にいません。すると、縦割り班で整列する際にリダーシップを発揮するのは、5年生になります。とは言え、5年生も6年生が普段いるため、イニシアティブをとることに慣れていない可能性もあります。

 そこで4年生としてどう振る舞うことが、より理想的であり、よりかっこいい姿であるのか。選択肢は2つあると思っています。
 
 →5年生から指示があるまで、なんとなく過ごし、言われたら動く。
 →4年生もサブリーダーとして、2年生、3年生も整列できるように行動する。
 
 会を終えた後の振り返りを見ても、この辺りの部分は少し課題があったようです。
 私から見ても、より4年生としてかっこいい行動を発揮できるチャンスはあったように思えます。

 しかし、1年生を率先して迎えにいって温かく声をかけたり、「楽しかった?」とにこやかな表情で声をかけたりして、安心できるように関わる姿もたくさんありました。

 ゲームを盛り上げ、1年生が「楽しかった!!」と思えるような会になるよう、一緒に楽しんだり、リアクションをとったり、思い切り自らが楽しんだりする姿は、4年生としてかっこいいものでした。 
 
 このように、下の学年のお友達と関わる経験は、相手に喜びを届けることはもちろん、4年生たちの心を豊かにする大きなきっかけとなると思っています。

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