見出し画像

なぜ管理したがるのか。

問題が何も起きていないのなら、
 憶測や推測でわざわざ変える必要はないと、
 管理部門の多くは思っている。
むしろ、変えることで余計な仕事が増えるとさえ思っている。
 
実際、かつて現場の声をもとに改善しようとすると、
 「自分たちは困っていない」といって、
 なかなか進まなかった経験がある。

多くは、問題が起こってから、原因の分析検証に時間をかけ、
 原因が明らかになってから、解決策を練り始める。
 
面白いことにリスク対策を事前に時間をかけて練っても、
 多くは机上の空論で終わり、実際にリスク対策を採っていない。

それは、何かを(に)変えることによるリスクが測れないから。
 
今この文章を書きながら、
 予測できないことに対する恐れや不安があるのではと思う。

これは何も会社の会計部門だけの話ではない。
 
保守的な組織(行政など)では、
 どこでも同じようなことがよく見られるはずだ。

現状維持で問題はないのではないか、という声をよく耳にする。
不安や恐れから、変えられない、一歩踏み出せないのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?