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#8『"ARTIST"を紐解く事で見えてくる、"ARTの実態"とは』 〜前回の総評及び次回課題映画の告知〜

こんばんは!

髪型ってARTだなって思い自分の過去から想像力を彩った結果、坊主になった”R “こと喜多山です。

今回は『イグジット スルー ザ ギフトショップ』という事で
世界一有名な覆面アーティスト バンクシーが監督を務める作品ということもあり、嬉しいことに参加者10名(時間内に回せるギリギリの人数)も集まっていただきました。

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そして、バンクシーの大ファンによるバンクシー愛を炸裂させながらも、バンクシーを紐解き、映画の主人公でもあった「MBW」、スペース・インベーダー、シェパード・フェアリーなどの登場人物も交えながら、”ART”そのものについての理解を深められた回でした。


あくまで僕個人の結論ですが
”ART”を一概に示すものはないけど、ARTというのは”当事者の生き様”であり”受取手の感性”でもあり。
庶民の意見を代弁するものだと。
それが絵画や映画、音楽と言われる作品と言われるものなのでは。

そこに起きるサイクルやムーブメントとなる事も、ARTの力だとも思う。

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ただ、勘違いしたくないのはART=商業ではないとこの各品を通じて感じました。
ARTはお金と教養があるハイソサエティーでインテリな人だけが楽しむものではない
結局そういうハイソサエティーな人でさえも”ART”の”A”の字もわかっていないし
ジョーク見たいな下らないハイプに呆気なく騙される。
(実際何も知らずMBWの作品を絶賛してたように)


それは絵画、スプレーアート
映画や音楽も同じじゃないかと。


その辺りは
『デヴィッド・リンチ:アートライフ』
『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』
といった映画を見ればアーティストとARTについて少し学べると思う。


そういう”ART”という切り口から見たMBWはそうだったかもしれないけど
”成功”という観点から見れば、MBW本人も満足してるし成功してると言えるのでは。

ある意味”凡人の勝ち方”という意味ではポイントを抑えている。

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実際、日本のアート・ウェブ・ギャラリー
「NOISE KING」では”MBW”をこう紹介している。


”映画監督から転身した異色のフランス人アーティストで現在はLAを拠点に活動中。
アンディ・ウォーホルを筆頭に、マルセル・デュシャン、ジャクソン・ポロック、ロバート・インディアナの巨匠から、バンクシー、ダミアン・ハースト、シェパード・フェアリー、レニー・ギャグノンら現在活躍中のアーティストまで、彼らの作品の良いところを上手く取り込んだポップな作風にファンが急増。2008年秋頃から落ち着きを見せ始めたグラフィティアート・シーンの中でも出す作品すべてが即 SOLD OUT になる数少ないアーティストです。
(略)
BANKSY登場時以来、久しぶりの凄いことになっています。
BANKSY、Shepard Fairey本人からもリスペクトされているアーティストです。”


こうとまで言われては、世界的に成功してると見做されてもおかしくないですよね。

それを踏まえて問いたいのは、自分はどう生きたいですか?ってことです。


現時点でそれは定まってなくて良いとは思いますが、映画から人生のサンプル、パターンを学べるよねって観点から”自己映”ではそこを重要視しています。


いかがだったでしょうか?


今回はアーティストの生き様に触れる事で、自分自身の生き方のパターンとして取り入れられるような回になったかと思います。


イベントに参加された方、YouTubeから参加された方は
是非、感想や話し足りなかった事などをチャット内やSNSにメンションして発信していただけると嬉しいです!

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『BANKSY』についてもっと知りたい方は
自己映電子書籍化チームディレクターでもあり、バンクシーを愛してやまない ぐーくん の『バンクシー展が100倍面白くなる4つのポイント』とバンクシーが完全プロデュースしたテーマパーク『ディズマランド』のURLを貼っておきますので、是非ご覧ください。



はい。


というわけで、次回の課題映画についてです!


次回は『ショーシャンクの空に』に決まりました!!

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名作として語り継がれる理由をしっかり体感して言語化しましょうという事で
定番名作からセレクトさせていただきました。


『ショーシャンクの空に』は1994年に公開されたアメリカ映画で
刑務所内の人間関係を通して、冤罪によって投獄された有能な銀行員が腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ。


スティーブン・キング原作というのが肝ですよね。

モダンホラーの旗手と呼ばれ、敬愛されてきたスティーブン・キング。その一方で、『スタンド・バイ・ミー』や『グリーンマイル』といった非ホラー作品にも根強いファンは多く、同じジャンルに属するのが今回の課題映画『ショーシャンクの空に』です。


あまり多くは語りませんので是非作品をご覧ください!

そして、イベントでお会いしましょう!


それでは!


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《過去回課題映画》

Vol. 1 『ニューシネマ・パラダイス』
Vol. 2 『12monkeys』
Vol. 3 『銀河鉄道999』
Vol. 4 『ミリオンダラー・ベイビー』
Vol. 5 『ワンダー 君は太陽』
Vol. 6 持ち寄り回:テーマ「サスペンス映画」
Vol. 7 『チョコレート・ドーナツ』
Vol. 8 『スカー・フェイス』
Vol. 9 『ヘア・スプレー』
Vol. 10 持ち寄り回:テーマ「ドキュメンタリー映画」
Vol. 11 『ミスト』
Vol. 12 『きっと、うまくいく』
Vol. 13 『風の谷のナウシカ』
Vol. 14 『マイノリティ・リポート』
Vol. 15 『ライフ・イズ・ビューティフル』
Vol. 16 『男たちのヤマト/YAMATO』
Vol. 17 持ち寄り回:テーマ「印象に残ったシーン」
Vol. 18 『GO』
Vol. 19 『42 世界を変えた男』
Vol. 20 『ガガーリン 世界を変えた108分』
Vol. 21 『ラスベガスをやっつけろ』
Vol. 22 ゲバラ3部作『モーターサイクル・ダイヤリーズ』『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳別れの手紙』
Vol. 23『テルマ&ルイーズ』
Vol. 24『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
Vol. 25『ショーシャンクの空に』