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#12 『監督の哲学、美学、世界観を体感し言語化する』

こんばんは〜、喜多山です!

本日もVol.28「自己分析より、映画観ろ。」課題映画『シャイニング』回の総評と次回映画について書こうと思います!

自己映では名作をよく課題映画に取り扱っているのですが、その理由として名作が名作として語り継がれる理由をしっかり体感して言語化するという意味で課題映画にしています。

そして本作もホラー映画の金字塔とも言えるほど多くの人に知られている作品であり、ホラーが苦手な方でも楽しめる映画だったのでと思います!

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それに、完璧主義として有名なスタンリー・キューブリック監督の作品ということもあって、難解映画が多いとされながらも根強いファンが多く、映画のポスターがTシャツにもプリントされていることも多く、映画を観たことが無くても監督を知らなくても映画のジャケ写を見たことのあり人も多いんじゃないでしょうか。

それらを踏まえて今回は、僕と横田さんを始め
学生の頃映画を専門的に勉強していたOeちゃんと
最近ずっと参加してくれている常連の野口くん。
ホラー映画が大好きで大好きでたまらない”あらはる”ことあらはる。笑
そして久々のご参加でいつも面白い視点をくれるQAZさん
の6名で行いました!

YouTubeで視聴してくださった方もありがとうございました!

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さて、今回の『シャイニング』を通じてキューブリック監督のこだわりに注目したり、こだわりと言っても、テイクカットの多い監督だからってのもあるかもしれませんが、一つのシーンでも百数回撮り直ししたり、あえて怒鳴って役者を精神的に追い込み演技させるなどの撮影背景や全体を通して画角や描写が綺麗で静止画としても見れるといった意見やジャック・ニコルソンの狂気と原作者S・キングの投写とも言える作家としてプロとしての悩みや不安を汲み取ったりしました。
投写といっても一部であって、本当にS・キングが『シャイニング』で描きたかったことや『シャイニング』で最も重要な部分と言っても過言ではない”力”を説明しなかったりと、S・キング本人が「エンジンのない車」だと本作をディスっていたりする部分でもあります!笑


そういったいろんな側面から、名作たる理由や監督、作家の世界観を自分たちで体感したことを言語化し、シェアすることで他の人の意見にも触れる機会になったのではと思いました!



さてさて、次回の課題映画は月に一度の詰め込み回です!!!

監督が表現したかった世界観や、監督自身の哲学や美学などを抽出して言語化したり、それに対して自分はどう思うのかをアウトプットしたり、とても大切な視点が手に入ると思います!

その課題映画なんですが…

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『ONCE ダブリンの街角で』

『はじまりのうた』

『シング・ストリート』

の3部作になります!

『ジョン・カーニー監督3部作』という事でジョン・カーニー監督がどんな人物なのか、その背景だったりダブリンという街を知ると見えてくるものがあるかもしれませんね!

自己映の参加者のましゅめろちゃんが激推ししていた作品で是非自己映のみんなに観て欲しいとのことです!

最後に各映画の予告を貼っておきますのでそちらもごらんください!


僕も1参加者として学ばせてもらうスタンスて参加しようと思っていますので、是非一緒に参加を!!

Vol.29の開催日は

2020.11.15[Sun]22:00〜23:00


それでは、イベントでお会いしましょう!


Ps .
自己映では、僕と横田さん主催のイベント以外に「あらはる&もえもえのすぴんおふとーく」というのも毎週木曜日にやっています!
ゆるゆるっとラジオ感覚で聴ける毎回出だしからおもしろいイベントになってます!
そちらが次回で3回目になるのですが、そのVol.3『ジョン・カーニー監督3部作』の振り返り回のスペシャルゲストでましゅめろちゃんが来てくれるそうです!

聴くメインですが、作業用としても聴き心地の良いイベントなので是非そちらもご視聴ください!
「自己分析より、映画観ろ。」のオープンチャットにて告知させていただいていますので、オープンチャットに参加すると、視聴できます!
「自己分析より、映画観ろ。」LINEオープンチャットへの参加はこちらから▼
映画好きな人もそうでない人も大歓迎です!


オープンチャット「自己分析より、映画観ろ。|映画から学ぶ、人生戦略と哲学」


『ONCE ダブリンの街角で』

『はじまりのうた』

『シング・ストリート』


《過去回課題映画》

Vol. 1 『ニューシネマ・パラダイス』
Vol. 2 『12monkeys』
Vol. 3 『銀河鉄道999』
Vol. 4 『ミリオンダラー・ベイビー』
Vol. 5 『ワンダー 君は太陽』
Vol. 6 持ち寄り回:テーマ「サスペンス映画」
Vol. 7 『チョコレート・ドーナツ』
Vol. 8 『スカー・フェイス』
Vol. 9 『ヘア・スプレー』
Vol. 10 持ち寄り回:テーマ「ドキュメンタリー映画」
Vol. 11 『ミスト』
Vol. 12 『きっと、うまくいく』
Vol. 13 『風の谷のナウシカ』
Vol. 14 『マイノリティ・リポート』
Vol. 15 『ライフ・イズ・ビューティフル』
Vol. 16 『男たちのヤマト/YAMATO』
Vol. 17 持ち寄り回:テーマ「印象に残ったシーン」
Vol. 18 『GO』
Vol. 19 『42 世界を変えた男』
Vol. 20 『ガガーリン 世界を変えた108分』
Vol. 21 『ラスベガスをやっつけろ』
Vol. 22 ゲバラ3部作
『モーターサイクル・ダイヤリーズ』『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳別れの手紙』
Vol. 23『テルマ&ルイーズ』
Vol. 24『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
Vol. 25『ショーシャンクの空に』
Vol. 26『ミス・アメリカーナ』
Vol. 27『シカゴ7裁判』
Vol. 28『シャイニング』
Vol. 29ジョンカーニー監督3部作
『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』『シング・ストリート』