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映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』感想メモ

amazonビデオ:『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』

※R15+指定、ギャグのノリですが残酷描写が含まれます

あらすじ

幼馴染で親友の中年2人組、タッカーとデイルは、こつこつ貯めた金で古い山小屋を別荘として買い、休暇を過ごしに訪れた。しかし、デイルの口下手さ、タッカーの強面ぶりに、近くでキャンプをしに来た大学生グループから「殺人鬼」だと勘違いされてしまう。実は、タッカーとデイルが別荘を買った場所は、20年前に学生たちが惨殺されたという、いわくつきの場所だったのだ。

一日目の夜、釣りを楽しむタッカーとデイルのもとへ、大学生グループが泳ぎに来る。ところが、岩場から湖へ入ろうとした女子大生のアリソンが、彼女を覗き見するタッカーをたしなめたデイルの大声に驚き、湖に落ちて頭を打ってしまう。デイルはすぐさま彼女を救い出し、大学生グループに声をかけるが、彼らはアリソンが殺人鬼にさらわれたと思い込み、一目散に逃げる。しかたなく別荘へ連れ帰り、手厚く看病するデイル。

仲間の一人がさらわれたと思い込んだ大学生グループは、パニック状態に陥るが、アリソンに想いをよせる男子学生のチャドは「殺される前に殺す」という結論を出す。別荘の修繕作業に励むタッカーとデイルに襲いかかる大学生たち、しかし彼らは慌てるあまり、次々と自滅していってしまう。
「学生たちの集団自殺だ!」と怯えるタッカーとデイル。
事態はどんどんと悪化していき、誤解が誤解を生んでいく・・・果たしてタッカーとデイルは無事に休暇を乗り切れるのか?


※以下、ネタバレを含みます

・ただのパニックコメディかと思いきや、きちんと物語があった
・冴えないおじさんデイルの成長物語でもあり、恋愛モノでもある
・タッカーとデイルの友情がすごくかわいい
・ヒロインのアリソンが知的で素直ですごくいい子
・昔あった惨殺事件とチャドの関係もちゃんと伏線になってて素晴らしい
・ストーリーがちゃんとできているのがすごく良かった
・あとはやっぱり死に方網羅っぷりが最高
・粉砕機に飛び込んで目の前で死なれてビビるタッカーかわいそう
・そりゃびっくりするよな ダイナミック飛び込み粉砕自殺
・フラグを立ててからわりとテンポよく回収していくので爽快
・さすがに走った勢いであんな枝の貫通はしないだろうけども
・チャドの豹変が最高だし完全にラスト立場逆転してるのヤバイ
・タッカー死ぬかと思って本気で心配した
・全体的にタッカーが不憫で笑っていいのか同情したものか
・「とりあえず傷にはビールかけとけば治る」みたいな感覚笑う
・バカなシーンはどこまでもバカ、かっこいいシーンはかっこいい
・緩急が素晴らしい映画だった 是非色んな人にみてほしいやつ

★★★★☆

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