自分のファッション遍歴をだらだら書く

こんな質問をいただきました。

確かに過去の自分のファッションについて改まって遡ったことがなかったので、自己紹介ながら振り返りたいと思います。

高校編

もはや記憶が曖昧ですがファッション暗黒期だったのは間違いありません。まず「オシャレとは」なんて考えてもいなかったし、周りに洋服が好きな友達もあまりいませんでした。
当時地元のオシャレスポットといえばマルイで、とにかくマルイに入ってるブランド=問答無用でおしゃれ、という謎の概念がありました。

【当時好きだったブランド】
KATHARINE HAMNETT LONDON
MK homme
TK
RUPERT

中高生の男子なんて、とりあえずチャックいっぱい付いてるアイテムがカッコいいと思っちゃう生き物なんですよ。どんな感じのファッションをしてたのかは推して知るべし。。

※画像はイメージです

この頃養われたもので今引き継がれてるものは一切ありません。

大学編

この頃から雑誌というものを見始めるようになる。中でも奈良様(奈良裕也)は超カッコよくて、憧れていた気がします。ただファッションは尖りすぎててあんまり影響されてないかも。

今見ても美しい。。

読んでた雑誌でやたらユナイテッドアローズやアメリカンラグシーなどのいわゆるセレクトショップが猛プッシュされてるもんだから、これらが正解なのか！と見事に雑誌の道化となり、あれよあれよとルミネカードが初めてのクレジットカードになり以後お察し。
ただこの頃から人と違う格好（いわゆるヘンテコ）をするのが好きだったので、ルミネに入ってたブランドの中でもAndAが特に好きでよく通ってました。今年復活するので楽しみ。

【当時好きだったブランド】
AndA
AMERICAN RAG CIE
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS
JOURNAL STANDARD

新卒編

お金に余裕ができ、給料のほとんどが新しい服の栄養になっていく。
中でもフラボア代官山店は店長に顔を覚えられるくらいに通い、行く度に何かしら買ってたので、当時ポイントカードの貯まり方がエグかった。
AndAもそうですが、フラボアもかなり個性的なブランドで、しばらくの間その系統ばかりを追っていました。フラボアはデザイナーさんが猫好きなので猫モチーフのアイテムも多く、個人的にツボでした。

一番大好きだったコレクションより

自分の中で他人と被りたくないという欲求はこの時期に確立されたような気がします。
ただ、この頃毎日スーツを着ていたため、スーツに合わせるカーディガンや小物はアローズ、ポールスミス辺りを利用してました。
最終的に往復4時間以上の通勤時間が耐えられなくなり、またせっかく買った服を休日にしか着れないストレスが爆発し転職を決意。

【当時好きだったブランド】
FRAPBOIS
Ne-net
I am I
tsumori chisato
sunao kuwahara
mercibeaucoup,

転職直後編

毎日好きな服を着たいというただそれだけの理由で転職。スーツを着る仕事は二度と選ばない。
結局ファッション関連企業に就くわけですが、ここで出会った同期がまぁオシャレな人たちばかりで、かなり刺激されました。ここからYAECAとかHender Schemeとかnanamicaのような、こだわりを持ったブランドたちの名前を知ることになります。(今では雑誌にも度々出てくるので有名でしょうが)
毎日オシャレしなくてはいけないので毎日が戦争。これは被らないだろう！と思った高めの靴が思いっきり会社で被ってすぐ売りに行ったのも良い思い出。。
この頃はいわゆるナチュラルな雰囲気が良いなぁと思い始めた時期で、古着MIXもやっと楽しめるようになった頃。(古着は高校の頃に死ぬほど失敗してたのでトラウマ化してた)
ちなみにこの頃WEARがリリースされました。

もうWEAR上では消したけど一番最初に投稿した時のがこれ。懐かしい。。

【当時好きだったブランド】
steven alan
YAECA
CA4LA
MHL.
Hender scheme
Filmelange
DANTON
ORCIVAL
saint james
JOURNAL STANDARD relume
URBAN RESEARCH DOORS

現在

ユニクロとGUがあればよくね？？？

早くこれ出てください

最後に

この通り、僕は割と失敗したり色んなジャンルを経て今のスタイルに落ち着いた感があるので、まだファッションのこと全然分かんないよーと感じてる人も全然焦る必要はないと思います。
むしろ自分の興味が沸いたスタイルは積極的に挑戦してみてほしいし、たとえそれが失敗だとしても、失敗という成果は必ず後で役に立ちます。
僕の場合だと、

・顔が幼すぎてオラついた格好が似合わない
・個性的な格好とイタイは紙一重
・値段と着心地、満足感は比例しない
・見た目よりも機能性が大事
・どんなに見た目がよくても洗濯が面倒な服は着なくなっていく

こんな気づきがあり、最終的にガシガシ洗えてしっかりしてて昔ほど見た目が悪くないユニクロ最強なのでは？という考えに至っています。
とはいえ、また変わってくる可能性もあるし、割とファッションはライフスタイルに左右されやすいものだと思うので、移り変わるのは必然かな、と。
たまーに高めのブランドを見に行くとやっぱり良く見えるしカッコいい！とは思うけど洗濯表示を見てそっと戻す私です。

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