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恋する惑星
僕等はずっと孤独だ。
友達や恋人、当たり障りのない話をできる親友とさへ一緒に居ても満たされることは無い。
随分遠い話僕は、集団から外れる事が孤独の意味だと勘違いをしていた。
ただそれは人付き合いを毛嫌いし幼稚な思考の戯言に過ぎないと知った。期限付きの自由だ。
今は分かるこの社会の中で生きようとする事、
集団の中で自分を貫き自由であろうとすること
それ自体が孤独なのだ。
人それぞれの毒に犯され、唇を噛み締め
全体の1人として生きる。
共感や同情などしてもらえない。
してもらえたとしても季節はすぐに
それらを掻き消していくように流れていく。
なんとも切ない、切ない。
だから僕はパンケーキを頬張った。
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